データ組織の仲間が抱くキャリアの「夢」、これから必要となる経験値とは?
いつもパイオニア公式noteをご覧いただき、ありがとうございます。
以前、パイオニアのモビリティデータに関するビジネス活用について紹介させていただいた保田(やすだ)です。
グループCDO 兼 Cross Technology Center (※4/1よりセンター名が変わりました)にて全社横断データ組織(データインテリジェンス部)の責任者をしています。今日は、データ組織で一緒に働く仲間がキャリアとして描く「夢」について書いていきたいと思います。長文になりますが、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
はじめに
パイオニアの企業変革に向けて2021年8月に立ち上げた当組織「データインテリジェンス部」は、パイオニアグループのデータ支援活動を行う組織として2年目を迎え、刺激あるチャレンジングな環境の中、猛スピードで駆け抜けています。また、ありがたいことに社内外問わず、企業変革にチャレンジしたい仲間が集まってくれています。
本日の記事では、当部門で企業変革にチャレンジしている"データ仲間"が抱く「夢」、そこに近づくために「自身に必要なこと」、また私たちが考える「これからのデータ人材がビジネスで活躍していくための必要経験値」について語ってもらい、それらを綴っていきたいと思います。
一番はデータに関わるキャリアを突き進む
最初にキャリアの「夢」として「将来なりたい自身の姿」を尋ねたところ、図のような4つのカテゴリに分けられ、それぞれの道で活躍していきたいことがわかりました。
ビジネスそのものを自分が回していきたい「経営・事業運営」や、社会課題への解決に取り組むことを優先したい「社会への価値貢献」といったデータを本業としないキャリアを歩んでいく「夢」を持つ仲間もいれば、「AI・データサイエンス」といったデータに関わるプロフェッショナルな道を歩み、生産性向上などの企業が抱える課題や社会課題に挑みビジネス価値に転換させていきたい「夢」を持つ仲間もいます。
結果として最も多かったのはデータ領域でのキャリアです。
「事業へのデータ利活用」ということで、ビジネスへのデータ活用や適用、データを軸としたビジネス活動に携わることで、自身の本業にさらに磨きをかけていく「夢」を持っています。
一例ですが、
このような夢を聞いたとき、(勝手ながら)みんなこれまでのキャリアで経験したり目の当たりにしたりしてきたことから得られた「データ人材としての本質的な姿」を「夢」として目指しているんだということを感じました。
私もこれまでのキャリアでさまざまな経験をしてきましたが、パイオニアのデータ活動では次のような状況に陥らないよう意識して取り組んでいます。
みんなそれぞれデータの価値を人一倍感じ、お客様に使い続けてもらえるプロダクトやサービスを提供するために、データ収集や蓄積のインプットから、事業と連携して可視化や分析・意思決定を行い、ビジネス(経営、セールス、マーケティング、企画等)に役立てアウトプット、さらにはアウトカムを継続しないといけないという強くて熱い想いを持っているからこその「将来なりたい姿=夢」なのだと感じました。
「夢」に近づくために今、経験できていることは?
次に、キャリアの「夢」に近づくために、このデータ組織で「今、経験できていることは何か?」について尋ね、下記にいくつかピックアップします。
集まった結果から、「夢」に向かって現状に満足せずセルフバージョンアップをさせていく意志や想いを感じました。
また、データ人材に求められる以上の経験をできる環境がパイオニアや当データ組織に備わっているということから、共に変革を目指している仲間同士にとってはもちろん、転職活動中で「私もパイオニアで挑戦してみたい!」と思っていただける方々においても非常にプラスの環境であり切磋琢磨できる仲間がいるということだと感じます。
「夢」に近づくために磨いていくべき能力は?
次に「磨いていくべきスキルや能力」について尋ねました。
「夢」というゴールから前述した現時点での「今経験できていること」までを逆算し、さまざまなヒト・コトから影響を受けながら「自分もこうしたい」「自分ならこうする」などの気づきから得られた結果であると感じます。例えば、コミュニケーションスキルにおいて次のような想いがありました。
いかなるプロジェクトや案件においても関係者は変わるため、毎回同じコミュニケーションの取り方(伝達・傾聴・受容・共感など)をしても、場合によっては反発もあり全員が全てを理解し受け入れてくれることはありません。相手の出方に対して、こちらのコミュニケーションの取り方を柔軟に変えていくのが理想ですが、難易度の高いスキル・能力だと思います。
私自身にも同じことが言えますが、コミュニケーションスキルに限らず、現在のステージにおいて必要な能力やスキルレベルを発揮し実行することはもちろん、次のステージで必要となる能力を把握・意識し、日々の業務で実直にPDCAを繰り返し、知識と経験を積んでいく必要があると考えています。
データ人材としてビジネスで活躍するために必要な経験値は何か?
企業ごとにデータ人材に必要な能力定義が異なりますので、ここではパイオニアのデータ組織が考える「データ人材としてビジネスで活躍するために必要な経験値は?」について尋ねてみました。
パイオニアのデータ活動は前述のとおり、データ基盤構築や可視化・分析だけで終わらず、ビジネスに入り込みデータ活用すること、かつ、セルフバージョンアップを目指し行動している体質から、結果もそれらに関連するような内容となりました。
これらの経験値を高めるために自身がやっていることは?
データ人材がビジネスで活躍していくために必要な能力を得るにあたってデータ組織の仲間が行っていることは何か?
SQLやPython、統計やセキュリティなどのハードやソフトスキルを高めていくことはもちろん、外から新しい武器を手に入れるというよりは自身の内面において強みを更に伸ばすこと、または新しく得た気づきを磨いて強みとしていくことへの取り組みを行っていると感じます。
「当たり前でしょ」と感じることかもしれませんが、将来なりたい姿の「夢」に向かうことを意識し、日々繰り返し行うことで習慣化できていることは非常に素晴らしいことだと思います。
noteをご覧の皆さんへの参考となれば嬉しいですし、ご興味のある内容はぜひ取り組んでみていただけると嬉しいです。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
パイオニアの全社横断データ組織:データインテリジェンス部で働くデータ仲間が抱くキャリアの「夢」、いかがでしたでしょうか?
私としては、一緒に働く仲間の「夢」を応援すると共に、「夢」の実現に近づいていってもらうために少しでも多くの知識と経験を蓄えられるチャンスやフィールドを用意しながら成長支援していこうと、このnote記事を書く機会で改めて強く感じました。
繰り返しになりますが、私たちのデータ組織には事業に触れながらデータ基盤構築や可視化・分析を通してデータをビジネス活用していくという経験ができることをはじめ、キャリアの「夢」に向けて知識と経験を蓄積できる環境があり、互いに切磋琢磨できる仲間がいます。
当組織では、企業変革に向けてのデータ活動を共に進化させていく"データ仲間"を募集しています。(データアナリスト、データエンジニアなど)
詳しくは下記の採用ページをご覧ください。
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