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データの宝庫の大手ネット企業からパイオニアへ 役職を捨ててまで転職を選んだ理由

皆さま、こんにちは!
2023年8月にCross Technology Center(以下:CTC)のデータインテリジェンス部にJOINした竹内です。

いつもパイオニアの公式noteをご覧いただきありがとうございます。
まだまだパイオニア生活は駆け出しですが、各事業に入り込んでKPIの可視化や分析を中心に、データドリブンな活動の後押しを日々対応しています。

前職は、皆さまもきっと良くご存知の大手ネット企業グループに所属し、分析サポート、KPI構築・マネジメント、マーケティング全般を経験しました。役職もいただき、扱えるデータも豊富でデータ活動という意味では恵まれた環境でしたが、敢えてこのタイミングでパイオニアに入社することを決めました。

このnoteでは、「なぜ恵まれた環境をなげうってまでパイオニアに入社したのか」を中心にお伝えしたいと思います。

自己紹介(3つの好き)

小さい頃からいろんなことをやりたがり、習い事を独学でトライしては止める、を繰り返し(つまり、飽きっぽいです笑)フラフラとしていましたが、社会人になって真にハマる趣味、スキューバダイビングと出会いました。

1.スキューバダイビングが好き

当時の会社に同好会があり、さらに社員のインストラクターもいたので、試しにライセンスを取ってみたところとんでもなくハマり、シーズンオンオフ関わらず毎週のように潜りに行っていました。最終的には最初の1年で100本、後半ペースが落ちましたが3年で200本(1本というのは、タンクを背負って40分前後潜って出てくるまでの1ダイブのことをいいます)に。インストラクターも、「ライセンス取りたてでこんなに短期間でたくさん潜るダイバーはなかなかいないよ笑」と苦笑いをするほどでした。

2.写真を撮ることが好き

それで終われば良いのですが、ダイビング好きが高じて、ダイビングスーツや機材一式にとどまらず、良い写真を撮りたいと思うようになってミラーレス一眼から始まりフルサイズ一眼+防水ハウジング一式にも手を出し、レンタカーを借りに行くのが面倒というところから車にも手を出し、芋づる式にお金がかかる趣味が増えていきました(笑)。

インストラクター資格も取って、そちらの方向に進もうかと本気で考えたほどです(最終的にはレスキューダイバーで止まりました)。ダイビングは重力から開放されて非日常の世界に浸れるのでとてもおすすめですが、くれぐれもハマり方とお金の使い方にはご注意です!

3.4歳になる愛娘と遊ぶことが好き

今は4歳になった愛娘と遊ぶのがもっぱらの趣味なのでダイビングは休止中ですが、いずれ復活したいなと思っています。

ダイビングにハマっていた頃(200本達成時)
伊豆大瀬崎で撮ったお気に入りのミジンベニハゼ


パイオニアに入社するまで

私は大手ネット企業グループに約12年間在籍し、下記の領域に従事していました。

  • 前半6年間:ExcelやSQLを使ってデータ整備・加工・分析、KPIを管理・可視化

  • 後半6年間:前半の経験を活かし、データを軸とするマーケティング活動のPDCA全般

前職の前後半で全く性質の異なる事業に所属していたのですが、根底にある次の3つの想いは一貫していました

  • データをうまく活用したい

  • データをうまく活用できる環境を整えたい

  • データをうまく活用できるスキルを磨きたい

前職は量・質ともにデータの宝庫で、データエンジニアやデータアナリスト、データコンサルタントなどからすると、よだれが出るほどすばらしいデータ、ツールがありました。結果としてSQLでデータを扱ったり、分析したり、それを施策に活かすという経験はそれなりに積めたと感じています。また、データ環境においてもデータドリブンの観点では天国でした。

さらなるデータハンドリングのスキルアップを目指したい、データ基盤系の知識・経験も身に着けて、データのオールラウンダーになりたいと思い描いていたところ、後半に組織マネジメントにチャレンジするチャンスをいただきました。マネジメント経験も積んで今後に活かそうと目論んだのですが、これが身に余り、また当時の事業が業容拡大をしていたことから想定より幅広い業務に忙殺され、結果、データ活動もマネジメント活動も全力で取り組むことができない状態になっていました。 
 
そのような中で「このままでよいのか?」と自問を重ね、「どうにかデータドリブン活動にもっと時間を使いたい、手を動かしたい」という要望が強くなり、何か手を打てないかと思案していたところ、偶然目に留まったのがパイオニアの公式noteを引用しているChief Data Officer 保田さんのSNS投稿でした。

Why Pioneer?

私がパイオニアに応募したきっかけは、何といっても保田さんの影響が大きいです。データインテリジェンス部の部長でもある保田さんとは、私の前職で数年間同じ組織で一緒に働き、またプライベートでは星景を一緒に撮りに行くカメラ小僧仲間でもありました。

当時から「データをビジネスに活用する」「データを活用できる人材を育成する」といった点に注力されている方でしたが、その保田さんが一見するとミスマッチに見える老舗メーカーで新たなチャレンジをされているとパイオニア公式noteを通じて知りました(その時の記事はこちら)。あの保田さんが、敢えてこのポジションを選択されていることに興味を覚え、話を聞いてみたいと思ってカジュアル面談を申し込みました。
 
カジュアル面談では職場の雰囲気や環境、取り組んでいることなど具体的、かつ丁寧に教えてくれました。他の企業も検討しましたが、最終的に以下の3点が強く印象に残り、パイオニアに入社することを決めました

データに関わることはなんでも挑戦できるオープンな雰囲気があります

1.データに関することは何でもチャレンジしてよい、という環境・雰囲気
私が所属しているグループは、事業に入り込んでKPIを可視化したり、分析を通して施策検討したり、ビジネス貢献するデータ支援活動がメインではありますが、グループの垣根はあまり高くなく、データに関わることなら進んでチャレンジして良いという雰囲気があります。

カジュアル面談でも「データに関することなら何をやってもいいよ」と言ってくれたので、入社後に「データのオールラウンダーを目指すべくデータ基盤系の領域にチャレンジしてみたい!」と声を上げたところ、早速関わるチャンスをもらいました。

自分から手を挙げなければチャンスはゲットできませんが、やる気とやる責任があればデータに関わることは何でも挑戦できるというオープンな雰囲気はとても良いと思います。

 2.扱ったことのないデータ領域に触れられる環境
前職で購買系や金融系データ、アクセスログデータなど、幅広いデータに触れてきましたが、デジタルマーケティングの領域は疎く、また交通系データは全く触れたことがなかったので、自分のデータの抽斗(引き出し)の強化には良い環境だと思いました。また、SQL経験を活かしつつ、PythonやTableau、GCPなど、これまであまり取り組む機会のなかったプログラミング言語やツール活用の習得ができる点も良いなと思ったポイントです。

さらに組織としてデータ関係の資格を取りに行こう、という方針になっていたり、リスキリングも推進されていたりと、お尻を叩いてくれる仕組みもあるので、私のように夏休みの宿題を最後にまとめてやるような腰の重い人には良い環境です。

今まで経験していない新しい領域に触れられるチャンスもあります

3.「ここに来れば、自分の今の実力がわかるよ」という言葉
これが一番の後押しになったポイントです。
カジュアル面談の最後に保田さんからかけてもらった言葉ですが、負けず嫌いな私の性格を知ってか知らずか、「実力を試しにおいで」と言わんばかりの言葉をかけてくれました。

パイオニアは良くも悪くも、データドリブンカルチャー醸成の真っ最中です。データドリブンカルチャーがある程度成熟している会社では「こういう課題を解決したいので、こういう側面で分析をしてほしい」というように、考え方もデータドリブンになっていて、それを実行するためのデータもある程度使いやすく整備されています。

一方、パイオニアはまさにデータドリブンカルチャー醸成の道半ばであり、データ整備は進むものの、ある部分は散在していたり、データベースになっていないものもあったりして可用性は決して高くない状態です。

従って、データアナリストは単にデータ分析をするだけでなく、データドリブンカルチャーをより深く根付かせるべく組織や環境を変えるという意識と気概を持って取り組む必要があります。組織を変えていくということは非常に難しいことですが、その分やりがいはありますし、小さくてもやった分だけ成果が出ます。そういった部分もざっくばらんに教えていただき、自分のやりたいことともマッチするのでチャレンジしてみようと思い、入社を決めました。

実際入社してみて感じたこと、環境、雰囲気

1.働き方
noteで他のメンバーも言っていますが、何よりもとても働きやすいです。
制度面では、基本的に週2の出社、週3の在宅勤務のハイブリッドワークです。フレックス制なので早く勤務開始してその分早く上がって夕方の時間を有効活用したり、業務に支障のない範囲で中抜け休憩をして再び業務に復帰したり、ということも認められているので、無理なく伸び伸びと仕事ができます

保育園に通っている子供がいますが、これまでと比べ、子育て・家事に充てられる時間も大きく増えました。仕事と子育てを気持ちよく両立できることは、本当にありがたいなと思います。

2.オフィス環境
データインテリジェンス部は池袋にオフィスを構えており、最近できたばかりなのでとてもキレイです。フリーアドレスですが、だいたいどの席にもモニターがあり作業には困りません。集中するための部屋や雑談OKのスペースもあり、データインテリジェンス部の定例会議はYogibo(ヨギボー)に寄りかかってリラックスしながら実施しています。

また職場では、日中はコーヒーやお茶などのソフトドリンクを、業務終了後には生ビールを飲めます。出社した際には頑張ったご褒美ということで、定時後にメンバー同士でくだらない話をしながら乾杯したり、帰り際にサクッと1杯チャージして帰ったりしています。仕事終わりにすぐリラックスできるのは最高です!

データインテリジェンス部は気軽になんでも会話できる組織です

3.データ組織
データインテリジェンス部は全員キャリア入社社員で構成され、上司部下のような関係性は必要最低限です。コミュニケーションも非常にオープンで気負う必要は一切ありません。一人で集中したければそうすることもできますし、議論が必要なら手を挙げればいくらでも協力する、という雰囲気です。

コンサルファームや事業会社出身、Webディレクターや営業、エンジニア経験者など、それぞれが多様な経験を積んでいるので、難しいお題が発生しても誰かしらがサクッと対応してしまいます。異なる知見からの意見は非常に刺激・勉強になりますし、新たな領域への入り口にもなる上、自分も継続して勉強しなければ!という気持ちにさせてくれるので、とてもよい環境です。

最後に

意を決して前職を飛び出し、パイオニアに入社したことで、ワークライフバランスが適正化され、本当に伸び伸びとデータ活動に取り組むことができるようになりました。まだ入社して数ヶ月ですので、関わっている事業やプロジェクトは多くないものの、データドリブンカルチャーの醸成は一筋縄では行かず、苦労もあります。

そんな苦労も楽しみつつ、組織変革に貢献できるように日々頑張っていきたいと思います。少しでも興味を持っていただけたら、お気軽にカジュアル面談をお申し込みください


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