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【まとめ】パイオニアの開発者とデータ分析者が集まる組織のはなし

パイオニアの開発、データ分析が集まる組織、SaaS Technology Center(以下、STC)を設立して1年半が経過しました。この記事では私たちSTCがどんな組織なのか、どんな未来に向かって走っているのかについて、STCのPR広報担当の濱本がご紹介します。


まずはパイオニアの最近のはなし

STCのお話の前に、私たちパイオニアについて簡単に触れさせてください。

パイオニアは1938年創業以来、当社のDNAである音や光などの技術を活用し、「世界初」「業界初」の製品やサービスをお客さまへ提供してきました。

近年は、長年培ってきたものづくり力を活かし、”モノ×コト”へのトランスフォーメーションを加速させ、膨大なモビリティデータを活用した、「社会課題を解決するソリューションサービス」の開発を推進し、新しい移動体験を皆さまへお届けしています。


パイオニアの歴史

昨年の記事にはなりますが、テクノロジートレンドを網羅しているCNET JapanさまにグループCEO矢原のインタビュー記事を掲載いただきました。
最近の当社ビジネスモデルや、再上場を目指す今後の取り組みなどをご紹介していますので、ぜひご覧ください!


どんな事業をしてるの?

カーエレクトロニクスを柱にグローバルに事業を展開しています!

パイオニアには国内外に54のグループ会社があり、連結従業員は9,153名在籍しています。(2022年3月末時点)

カーナビゲーションやカーAV、ドライブレコーダーなどの車載機器を提供している市販事業や自動車メーカー向けに車載機器を提供しているOEM事業に加え、運行管理者やドライバーの業務効率化をサポートするクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」などを展開しているデータソリューション事業、昨年3月に次世代通信型ドライブレコーダーやスマート音声ナビなど多彩な機能を搭載した世界初※のAI搭載通信型オールインワン車載器「NP1」を発売したNP事業など、モビリティ領域で新しいビジネスモデルの企画、開発にも注力しています。

※ドライビングパーソナル音声AIを搭載したコネクテッドデバイスとして、ESP総研調べ
(2022年3~4月実施のカーエレクトロニクス製品に関する市場調査)


 2019年から、新生パイオニアが目指していること

2019年からの変化

当社は長年続いた苦しい経営状態から、2019年にPEファンドのベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(現BPEA EQT Asia)の支援を受け、現在、新生パイオニアとして新企業ビジョン”未来の移動体験を創ります-Creating the Future of Mobility Experiences”を掲げ、カーエレクトロニクス事業を柱にモビリティ領域におけるさまざまな課題を“モノ×コト”で解決するソリューションサービス企業への変革に取り組んでいます。


 CTO岩田がパイオニア参画

2021年3月にChief Technology Officer(CTO)としてパイオニアに加わった岩田は、全社横断の技術戦略を指揮し、既存のハードウェア関連事業の強みを活かしつつ、SaaS事業も担える企業へとパイオニアを改革していくことをミッションとしました。

私たちが目指すSaaS事業とは、スマートフォンアプリやWebサービスを主体としたプロダクトを開発し、売り上げを上げるためのビジネスを展開し、ストック型(積み上げ)を基本として中長期的に収益が増加していくビジネスモデルを構築することです。
岩田はSaaSカンパニーになるためには、”モノxコト”へのシフトを加速させ、素早くプロダクトやサービスとして形にし、SaaS事業を強力かつ迅速に推進する組織を作ることが必要だと考えました。
そこでCTOとなってから4ヶ月後の2021年8月にSaaS Technology Centerを設立しました。

岩田のSTC設立の詳細についての過去記事はこちら


当社代表矢原とCTO岩田の対談はこちら


約350名の開発、データ分析組織の誕生

こうして新しくできたSTCには各事業部のハードやクラウド型の商品、サービス開発のためのエンジニアやPdM、膨大なデータを取り扱うデータアナリストなどの人材が関連会社などを含めて、約350名います

一つの会社として成り立つことができるほどの規模感であり、組織には新卒から長年勤め上げているプロパー社員や、パイオニアの変革に貢献したいという意志を持って入社したキャリア採用組が一緒になり日々、業務に励んでいます。

しかしながら、それぞれが持ち合わせるカルチャーギャップやどうやってそこから融合していくのかという課題を抱えていました。

岩田は、STCに所属する一人一人が取るべき思考や行動指針として、メンバー全員を集めた会議の場で伝えました。

「何をやるにしても、原動力として意欲、やる気が大事です。
失敗しても評価がマイナスになることは絶対にありません。
トライすることが大事であり、トライとエラーはセット。
どんどん新しいことに挑戦し、スピードを意識したPDCAで最終的にプロダクトが成功できたら良いんです。
逆にトライしない方が評価は低い。見切り発車でも良いので、どんどん果敢に挑戦してほしい。」 


歴史が長く、規模がある程度大きくなったパイオニアですが、
ベンチャー企業のようなマインドやスピード感を持っていきたいという決意です。

STCは個人、チーム、組織一丸となって、未来の移動体験をより安全で、快適で、スマートなものに変えていくプロダクトとやサービスを創っていきます。


仲間を探しています!!!!

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モビリティ業界はコネクテッド化、自動運転化、EV=電気自動車化など、まだまだ大きく変化していくことでしょう。

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