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中年組み込みエンジニアがWebエンジニアの世界に飛び込んでみた


この記事はPioneer Advent Calendar 2022の12日目の記事です。

ベテランと言われる年代からのスキルシフトのチャレンジというものには、不安が付き纏うものかと思います。


今回は、実際に私が体験したスキルシフトへのチャレンジを紹介します。

自己紹介

はじめまして!パイオニアSaaS Technology Center(以下、STC)サービス開発部の村上です。

入社は2004年で、入社以来17年ほど組み込みソフトウェアのエンジニアとして、主に車載オーディオ製品の開発を担当しておりました。

2021年11月からは、 Web アプリケーションのバックエンド開発を担当しています。

スキルシフトは突然に

自己紹介でも少し触れましたが、私の経歴は、入社以来17年間、組み込みエンジニアをやっておりました。

使えるソフトウェア言語は、C、C++で、Androidアプリを開発するときに少しJavaも触った程度のものです。

参加していた開発プロジェクトが終了し、次に参加するプロジェクトとして、現在の Web アプリケーション開発へ参加する機会をもらいました。

当時は、40歳を目前としていた時で、不安が大きかったものの、この大きな転換が自分に課せられた宿命であり、この選択が良かったと将来絶対思えるはず!だ!(大げさ)、という妙な前向き思考で捉えていたのを覚えています。

右も左もわからないWeb開発を学んでみた

私のWebの知識は学生時代に学んだもので止まっていました。それも「HTMLでブログを書いてみよう」といった程度のものだったと記憶しています。

Web アプリケーションのバックエンド開発業務に入っていくと同時に、独学での勉強を始めました。

勉強し始めて気づいた点は、Web開発に関する知識は、有料の教材やYouTube などの動画サイトを検索するとたくさん出てくるということです。組み込み開発の領域では、こういうオンラインを使ったスキルアップの手段はあまりありませんでした。

講座などを2、3個受講してみると、大切なことは繰り返し出てくるので、「あ、それ知ってる!」と思えるんです。それが妙な自信になったりもしていました。

技術支援と Rust との出会い

STC に、 Web 開発の基礎を学べる機会があったことも、スキルアップに欠かせなかった点だと思います。

学習した内容をメンバーとディスカッションして更に知識を深めたり、ハンズオン学習・レビューを通して、細かな点を確認したりできたことで、より成長に繋がったと感じています。

おそらく、独学だけでは、短期間でスキルアップをなし得るのは厳しかったかもしれません。

私が参加した勉強会についての記事も note に掲載されています。雰囲気も伝わるかと思うので、是非一読していただければと思います。

また、パイオニアは、バックエンド開発に Rust を採用しています。

私も、以下の note 記事で紹介されているプロジェクトに参加して、 Rust でプログラムを書いています。

私は今のプロジェクトに入るまで、 Rust という言語の存在を知りませんでした。

なぜかはわからないですが、 Rustは 触っているだけで面白いです。私の経歴上、触ってきたプログラミング言語がC、C++に集約されていたからかもしれないです。

大げさに言うと、メソッドチェーンひとつ扱うだけで、感動しっぱなしでした。

Rust をまだ触ったことがないという方には、是非一度触って体験していただくことをお勧めします!

最後に

私が、組み込みエンジニアからWebエンジニアの世界に飛び込んで、1年が経ちました。

今、パイオニアは変革の時にあります。その潮流に乗って、私も今、スキルシフトの真っ最中です。

  • Rust というエキサイティングな言語を、多くのプロジェクトでどんどん採用している!

  • ジョブチェンジには不安も付き纏うと思うけれど、スキル上の不安を解消してくれる充実したサポート体制がパイオニア STC にはある!

私の経験してきた事例を通して、「パイオニアに興味があるけど、少し不安が...」といった方の背中を押す微力になることができればと思っています。

パイオニアのバックエンド開発にご興味のある方、以下のリンクよりご応募お待ちしてます!

Pioneer Advent Calendar 2022 の13日目は、SaaS Technology Center モバイル開発部 若葉 伸一郎さん の「海外でユーザーインタビュー」です。

是非お楽しみに!

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