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【海外、転職、リーダー】背景違う3人の企画担当にインタビュー

この記事はPioneer Advent Calendar 2022の21日目の記事です。

パイオニアの主力事業の1つである市販事業の企画業務を担当されているメンバーにインタビューをしました。

※市販事業では、カーオーディオ中心に、周辺機器のドライブレコーダーなどグローバルに展開している車載機の製造・企画を主に行なっています。

はじめに

こんにちは、SaaS Technology Center データインテリジェンス部の雪下と申します。IT企業を数社経験し、昨年からパイオニアでデータアナリストとして働いています。

※転職の時に考えていたことなどはこちらでも触れていますので良かったらご覧ください。

今回は私も関わっている市販事業やパイオニアでの働き方などについて、バックグラウドの異なる3名の企画担当者に、私がインタビュアーになって率直に聞いてみたいと思います。

市販事業のみなさんの自己紹介

雪下(インタビュアー):
それでは、まずは自己紹介からお願いします。

藤村:
モビリティプロダクトカンパニー 市販事業統括グループ 戦略企画室の藤村です。1999年に新卒で入社し電気設計の仕事を10年くらいしてから企画に異動し、現在は車載機につなぐ新規アプリの企画リーダーを担当しています。

八尾:
モビリティプロダクトカンパニー 市販事業統括グループ 商品企画部の八尾です。2020年にパイオニアに入社しました。前職は食品業界で商品企画を担当していました。今はディスプレイオーディオの新製品の企画を担当しています。

加藤:
モビリティプロダクトカンパニー 市販事業統括グループ 戦略企画室の加藤です。2014年に新卒で入社して、国内営業、海外営業を経て、2017年にパナマ駐在になり、昨年末に帰国して戦略企画室に異動しました。藤村さんと同じく、新規アプリの企画を担当しています。

パイオニアがナンバーワンと言われるとモチベーションにつながる

雪下(インタビュアー):
加藤さんは、入社4年目に海外駐在とのことですが、希望していたのでしょうか。

加藤:
そうですね。外国の音楽とか文化に興味があったので、海外で働きたいと考えて入社をしました。パナマを希望していたわけではないですが、早く海外に行きたいという希望を伝えていたところ、入社4年目に中米パナマに駐在となりました。

(モビリティプロダクトカンパニー 市販事業統括グループ 戦略企画室の加藤さん)

雪下(インタビュアー):
自らの希望が通った形なのですね。パナマはスペイン語圏だと思いますが、元々英語やスペイン語は話すことができたのでしょうか。

加藤:
スペイン語はほぼゼロの状態で、英語もそんなに話すことができたわけではなかったのですが、思い切ってチャレンジをしました。ですので、現地で家族も含めて語学サポートがあったのは有り難かったです。半年くらいで問題なく生活できるレベルにはなりました。

雪下(インタビュアー):
家族も含めて語学サポートがあるのは良いですね。海外でのパイオニア製品の反応はいかがでしたか?

加藤:
パナマに駐在しているときに色々な国に出張する機会がありましたが、どの国に行ってもパイオニアがナンバーワン、パイオニアが大好きと言ってくれる人がいて、すごくモチベーションの向上につながりました。

雪下(インタビュアー):
そうですよね。私も先日ロサンゼルスに出張で行った時に、パイオニアの知名度って高いなという印象を受けました。

チャレンジしようという気持ちがあれば異業種からでも大丈夫

雪下(インタビュアー):
八尾さんは、食品業界から転職されてきましたが、前の会社と比べた違いなどはありましたか?

八尾:
前職も商品企画ですので、ユーザのことを考えようというのは共通しています。基本的なプロセスなど大きく変わりはないかなと感じていますが、扱っているものが車載機なので安全に対して考慮しないといけないポイントや求める度合いは違うなと感じます。

車の知識や電気電子の知識など、勉強しないといけないことは多いですが、丁寧に教えてくれるし、勉強させてもらえる環境なので、チャレンジしようという気持ちがあれば、異業種からの転職でもやっていけると思います。

(モビリティプロダクトカンパニー 市販事業統括グループ 商品企画部の八尾さん)

雪下(インタビュアー):
働く環境面での違いなどはありますか?

八尾:
前職は女性や年齢の近い人が多い職場でしたが、転職してから一緒に働く人は男性が多く、年齢層も変わりました。正直、最初は小さな質問を気軽に聞きにくい気がして、少し戸惑いもありました。

ただ、女性社員のメンターをつけてもらえたり、周りのサポートは手厚いですし、女性社員が少ない分、相談しやすい・仲良くなりやすいという側面もあって、先ほどの戸惑いはすぐ解消されました。また、仕事を進めるにあたっては男女関係なく平等に接してくれていると感じるので働きにくさなどはありませんね。

あ、でも、みなさん昼ごはんを食べるスピードが早いので、早く食べなきゃと思います(笑)

雪下(インタビュアー):
八尾さんはキャリア採用者へのメンター制度トライアル第1号と聞いています。昼ごはん食べるスピードが早いんですね。藤村さん、加藤さんはどうですか?

藤村:
私は早くないです(笑)

加藤:
国内営業の人とかはめちゃくちゃ早かったですね。パナマでは駐在員みんなで昼ごはん食べていましたが、みなさんゆっくりでした(笑)

雪下(インタビュアー):
パナマ自体ゆっくりしているところなのでしょうか?

加藤:
そうですね。一年中、夏で、急ぐ必要はないという感じだったので、時間感覚はゆっくりでしたね(笑)なので、私自身は意識して、その時間感覚にならないようにしていました。

ファクトを基に仕事をしやすい環境になってきている

雪下(インタビュアー):
ありがとうございます。藤村さんにお聞きしますが、八尾さんのようにキャリア採用で入社する人が、ここ数年増えていますが、どのように感じていますでしょうか。

藤村:
中途の人が入ってくることでやりにくさを感じることはないです。逆に凝り固まっていたところがいろいろな人が入ってきてほぐれやすくなってきていると感じています。専門用語とか暗黙知で通っていたことが新しい人には全然伝わらないので、逆に体系的にまとめるようになったりしていますし、人の流動化も進んできています。

(モビリティプロダクトカンパニー 市販事業統括グループ 戦略企画室の藤村さん)

雪下(インタビュアー):
ありがとうございます。キャリア入社の方が増えてきて、変わってきたと感じることはありますか。

藤村:
プロセスが変わってきたなと感じています。ファクトを重視するべきだという人はいましたが 、“今までこうやってきたから”というのをなかなか覆せなかった時もありました。それが、最近ではデータやファクトを基に仕事をしてきた人が入ってきたことが後押しになって、ファクトを基に進めるというのがやりやすくなったと感じています。

雪下(インタビュアー):
ありがとうございます。いわゆる経験や勘で進めていたところがファクト重視に変わってきているということですね。八尾さんはいかがでしょうか?

八尾:
古いものを守ろうとしつつもの、新しいものを取り入れようという意識が強い人、向上心が強い人が上の方にも多いという印象があって、それはすごく心強いなと思います。
例えば、品質を担保するために見直してこなかったルールがあって、だけど、そのままだと逆に品質低下につながりかねない話になってしまうことがあります。そういう時に、今までのルールを守らなければいけないという想いもある一方で、必要であれば変えていこうという雰囲気もあるので変わってきていると感じます。

雪下(インタビュアー):
ありがとうございます。昔からのものを全て捨てる必要もないですけど、変えるべきところは変えていこうとしているということですね。加藤さんはいかがでしょうか?

加藤:
海外駐在している間にコロナ禍になったので、赴任前と違う会社かな?というくらい変わったと感じています。今までは製品だけだったのが、製品だけではなくサービスも考える、新しいことをやっていこうという雰囲気があります。チャンレンジしようという体制は今までもありましたが、赴任する前と比べると、今までやっていないことにもチャレンジしやすい環境になったと感じています。

新しい感覚や価値観を持った人に入ってきて欲しい

雪下(インタビュアー):
ありがとうございます。最後に、これからの市販事業はどのようにしていきたいと考えていますでしょうか。

(インタビュアー(雪下))

藤村:
パイオニアは、昔から堅苦しくなく、私もそうですが、やりたいことをやっている人は多い。ボトムアップで自由にやりたいこともできるし、チャレンジもしやすい環境で、風通しもすごく良い会社だと感じています。
昔に比べるとメーカーとしての固執も取れてきて、今までなかったようなディスカッションやアウトプットを出しやすくなってきたと考えています。

同じインプットからは、同じアウトプットしか出ないと考えているので、新しい感覚や価値観を持った人に入ってきて欲しいと考えています。色々な人が入ってきて、今までとは違う、新しいアウトプット、新しい切り口を出したいと考えています。

雪下(インタビュアー):
ありがとうございます。新しく入ってくる人と一緒に、今まではなかった新しい価値を出していきたいということですね。
本日は、お時間いただきありがとうございました。

最後に

パイオニアでは、本気の変革に一緒にチャレンジしてみたいという人を募集しています。まずお話し聞いてみたいという場合は、カジュアル面談も可能ですので、ご興味がありましたら、ご応募、ご連絡よろしくお願いします。

Pioneer Advent Calendar 2022 の22日目は、SaaS Technology Center SaaSテクノロジー統括グループ サービス開発部 SREチーム 伊達宏幸さんの「NP1を作ってる会社の社員が実際に使っていて感じることを書いてみた」です。
是非お楽しみに!