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ロサンゼルス出張に行ってきました

こんにちは、データアナリストのYです。
パイオニアは、カーオーディオやディスプレイオーディオなど、海外向けに販売している製品があり、これらの製品にも”モノ(ハード)×コト(サービス)”で新たな価値を創造していこうとしています。その関係で今回、北米市場と展示会の視察、現地子会社のメンバーとの顔合わせなどを目的に、ロサンゼルスに出張に行きました。

※私の入社経緯などについてはこちらをご参照ください。

パイオニアの販売子会社:Pioneer Electronics (USA)について

パイオニアには世界各地に合計50社以上のグループ会社がありますが、Pioneer Electronics (USA)もそのうちの1社です。北米市場の営業・マーケティングの中心拠点で、ロサンゼルス郊外のトーランスにあります。

正面入り口はパイオニアのショールーム

トーランスは、ロサンゼルス国際空港から南東に約20km行ったところにあります。地中海性気候に属していて、冬期を除けばほとんど雨は降らず、1年を通して比較的温暖な気候です。実際、滞在していた間に全く雨は降らず、とても過ごしやすかったです。

ロサンゼルス南部、海側にあります(Google Mapから抜粋)

また、トーランスには日本企業の現地法人が多くあり、そのため、日本の食品を多く扱っているスーパーマーケットや日本食レストラン、日本の100円ショップ($2.75~)なども会社の近くにありました。

日本の大手老舗企業の北米拠点もトーランスにあります


そのようなエリアにある、Pioneer Electronics (USA)では、日本からの出向者と現地で採用されたメンバー(日本人もいます)が一緒に働いており、それぞれの目から見た現地の話も聞くことができて、とても参考になりました。


アメリカの自動車周りの状況について

アメリカは、車社会というイメージの通り、実際、歩道を歩いている人は日中でもほとんどいませんでした。そのため、道路は3車線と広く確保されている一方で歩道は1〜2人くらいしか通れないくらいの幅しかなく、また、歩行者信号は基本的に押しボタン式になっていました。

交通量の多い交差点でも歩行者信号は押しボタン式でした

また、タクシーを利用したい場合はUberのような配車サービスが主流になっており、日本のような流しのタクシーは全く見かけませんでした。Uberの場合、自家用車を使うので、実際に利用している車載機や使い方を見ることができて、とても参考になりました。

Uberで配車されたテスラ車の車載機

ちなみに、電気自動車はテスラ以外ほとんど見かけることがなく、充電スタンドも全く見当たらず、想像していたよりも普及が進んでいない印象でした。

ITS Worldについて

ITSとは、Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)の略で、最先端のIT技術などを用いて、安全・環境・利便の面から交通社会を改善するシステムのことです。

ITS world congressとは、欧州、アメリカ、アジア太平洋の世界3地域を代表するITS団体が連携して、毎年共同で開催する唯一の世界会議です。技術開発ばかりでなく、政策、市場動向など、幅広い観点から情報交換が行われ、ITSの普及による交通問題の解決及びビジネスチャンスの創出を図ろうとするもので、今年は“Transformation by Transportation”というテーマで、ロサンゼルスにて行われました。

ITS world congress 2022

今年一番多く展示されていたのは「Traffic Management」で、具体的には、道路上に設置されているライブカメラの画像を解析して交通量を計測し、渋滞緩和につなげるとか、自動車に設置したセンサーと連携させて、交通安全につなげるソリューションなどが展示されていました。

出展しているカテゴリの内訳

TOP2のTraffic Management、Smart Communitiesともに1企業でできる内容ではなく国や自治体とも連携しながら、複数企業で協働する必要があるものという印象があり、車載機経由でデータを取れるパイオニアにも関われる余地がありそうでした。

出張を終えて

インターネット経由等でたくさんの情報を収集できる世の中になったとはいえ、文字通りの肌感や空気感など、現地に行かないと得られない情報はまだまだ多くあるなと感じました。

特に、パイオニア製品のグローバルでの知名度の高さは印象に残りました。実際にパイオニア製品が売られている販売店を回ったのですが、ウォールマートやベストバイと言った、メガ量販店でも目立つ位置にありましたし、スピーカーの専門店でも一番大きく場所を確保されていました。

ベストバイでは目線の高さのところに展示されていました

また、展示会で海外ブースの人と名刺交換する際にも、”パイオニアのスピーカー使ってるよ”と言われることもあり、グローバルでブランドを確立してきたことを実感できましたし、日本においても変革を成功させて、ブランドを再認知させていきたいと想いを新たにしました。

加えて、現地に拠点があることは、視察をする際の移動面ではもちろんのこと、情報収集の面でも非常に便利だなとも感じました。

最後に

パイオニア株式会社では、変革に向けて一緒に働く仲間を募集中です!
老舗メーカーの変革に少しでも共感、チャレンジしてみたいと思われた方、海外市場に興味ある方は、採用ページをご覧ください。


Meetyでのカジュアル面談も随時、受け付けてますのでお気軽にお申し込みください!


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