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パイオニアハッカソン2022参加レポート

前回から始まった新入社員によるnote記事「新入社員に聞いてみた」。第2回は、パイオニアで2022年の2月に学生向けに実施したオンラインイベント、ハッカソンについての記事です。このイベントに参加し、今年(2023年)4月に入社した私たちがその魅力を紹介します!


自己紹介

江戸:大学院で電気電子工学を修了し、2023年に新入社員として入社。最近DockerコンテナをAWS上に配置してマインクラフトサーバを立てました!

中村:2023年に新卒入社した中村です。まだ入社して間もないですが、週末は同期と遊んだり、サッカー観戦したりしています!最近はGo言語でGitを作ったりもしています!

ハッカソンとは?

ハッカソンは、5~6人のチームで特定のテーマに沿ってそれぞれが意見やアイデアを出し合い、そこから2~3日間の短い期間でアプリケーションやサービスを開発して、その成果を競い合うイベントです。

詳しくは以下から 。

私たちが参加したハッカソンは、2日間、以下のスケジュールで行われました。
 1.      テーマ発表
 2.      アイデアソン
 3.      アイデア発表
 4.      ハッカソン
 5.      ピッチ(成果物の発表)
 6.      結果発表
 7.      懇親会

参加した経緯

江戸:早速ですが、参加した経緯について教えてください。

中村:僕は逆求人サイトでパイオニアの人事の方からお誘いを受けて、単純に面白そうだなと思って参加しました。簡単なコーディングの試験は受けたんですけど、敷居が低かったので参加しやすかった印象がありますね。江戸さんはどうでしたか?

江戸:私も逆求人サイトを通じてイベントの案内を頂きました。チームでものをつくることが面白そうだと感じて応募しました。私もコーディングの試験は受けましたが、大学の授業で習ったC、Pythonの知識で合格することができました。

つくったもの

江戸:私たちのチームがつくったのは「Voice Shooter」です。アイデアソンでアイデアを共有していく中で、面白いアイデアが出ました。

これを実際に成果物にしようとチームで技術を選定して、このような形で実現しました。

このアイデア、成果物が最優秀賞に輝きました!後からわかったことですが、「Voice Shooter」すでに発売されている、会話するドライビングパートナー「NP1」で実装されていました。

内定者懇親会でNP1を用いて撮影した写真

中村:すごい。僕のチームは優勝とかには縁がなかったんですけど、街の中の危険な場所をGoogle Mapで共有するサービスを作りました。
僕の場合は、DockerやAWSをちょっと触ったことがあったので、ピン止めされた座標情報を格納するAPIサーバなどを作ってましたね。

参加してみて

特に印象に残ったこと

中村:実際参加してみてどうでしたか?

江戸:役割分担(リーダー、テックリード、スクラムマスター)を決めてチームで開発を行うという経験は、就職活動だけでなく、学生生活においてもあまりなかったので印象的でした。中村さんはどうでしたか?

中村:僕は、いろいろなバックグラウンドを持った人が参加しているのは印象的でした。普段自分が思いつかないようなアイデアや考えを持っている人がいて、とてもおもしろかったですね。

参加中に意識していたこと

中村:僕は、MVP(※)を意識して、とにかく作りきってゴールをすることを目標にしていました。
チームメンバーの技術スキルもばらばらで、みんな得意不得意があったので、みんなのレベルを吟味しながら、意識(できること)をすり合わせていくのがとても楽しかったですね。個人的にも今ある技術で何ができるのかをすごく考えたので、とてもいい経験になりました。

江戸:江戸:私たちのチームでもMVPを意識していましたね。あとは、タイムスケジュールで“この時間はこれをしてください”というのが丁寧に説明されていて目的が明快だったので、各セクションでのゴールを意識していました。

※MVP…Minimum Viable Product、製品を提供する上で必要最小限の機能「顧客価値があり、利益を生み出せる最小限のもの」のみをもつ、最もシンプルな製品のこと​。

大変だったこと

中村:僕は、開発する時間が実質一日しかなくて割とタイトだったんですけど、江戸さんは大変だったことはありますか?

江戸:そうですね、実装にかけられる時間は限られているので難しかったですね。特に私のチームは実装の役割分担をしたとき、フロント側でFlutterを扱える人が私一人だったこともあり、フロント側の負担と責任が集中してしまったことは大変でした。しかし、スクラムマスターの方が時間配分をきちんと行い、定期的に現状報告をしたり、自分のタスクが終わった人からほかの人のヘルプや発表用のスライドを作成するなど、チームで協力できたことが成功につながりました。中村さんは何が大変でしたか?

中村:僕は、2日間と、一般的なハッカソンの中では短いほうで、加えて開発期間が実質1日かつリモートだったので、そこら辺の意思疎通が難しかったですね。あとは、コードの管理なども難しかった記憶があります。
しかし、チームのメンバーでうまく時間配分などを管理していたので、何とか作りきることができてよかったです(笑)。まあ大変だったけど充実した2日間だったなと思います。

感想とメッセージ

中村:最後に、感想とこれからパイオニアのハッカソンに参加しようと思っている方や、パイオニアに興味を持っている方へのメッセージをお願いします!

江戸:イベント内にアイデアソンが内包されていてアイデア出しの時間がしっかりあったので、個人でもチームでもさまざまなアイデアが出て、面白かったですね。そこで出たアイデアをチームのメンバー各々が持っている技術を持ち寄って短時間で成果物を作成するのは、単なる就活イベントとしてだけではなく、学生が参加できるイベントとして貴重で面白いものだと思います。このイベントをきっかけとして、パイオニアにも興味を持ってもらえると嬉しいですね。

中村:僕は、チームのメンバーがその時に持っている技術をすべて使って開発するのがとても面白かったですね。今年も12月に開催予定なので、チーム開発を経験してみたい人や実際に抽象的な課題から具体的な成果物を作成するプロセスなどを学びたい方には、ぜひ参加してもらいたいです!