僕らがこの会社のアプリ開発を選んだ理由
Cross Technology Center(以下、CTC)のモバイル開発部に
最近入社したFlutterエンジニア2人が、「パイオニアに入社した理由」をテーマに対談しました。
自己紹介
小林一希
医療関係の営業職を経て、その後、モバイルアプリ開発に従事。
営業職の際に社用車を使って仕事をしていた経験から、
モビリティ領域とパイオニアに興味を持ち応募。
CTC モバイル開発部所属
入社日:2023/01
廣瀨晃大
WEBサービス開発を経験してからFlutterエンジニアに。
前職でハードウェアと連携するアプリ開発をしていたので、
パイオニアの開発に共感する部分が多く入社を決意。
CTC モバイル開発部所属
入社日:2022/12
転職でこのパイオニアをなぜ選んだ
廣瀨:
小林さんはどういうきっかけ、どういう流れでパイオニアに入社したのですか?
小林:
私は最初、スカウト型の求人サイトからお声がけをいただいて、その後にカジュアル面談をしました。カーナビとかカーエレクトロニクスに強いというところが、前職である営業職の仕事と結構リンクすると感じて、興味を持ち始めました。
エンジニアとして働き始める前に約5年間、営業の仕事に従事していましたので、社用車で毎日のように外に出る仕事だったこともあり、そのときに不便に感じたこととか、ナビでこういう機能があったらいいよね、みたいことを考えることが多くて。
カジュアル面談でNP1をはじめとするプロダクトの話を伺ったとき、自分がやりたいことと似通った部分があったので選んだというのが、
大きな理由ですね。
廣瀨:
きっかけとしては僕も一緒です。スカウト型の求人媒体に登録し、結構軽い気持ちで転職しようかなと考えていたときにパイオニアから声がかかって。前職ではハードウェアを繋ぐアプリを作っていたので、それと通じるところがあるなと感じたのがきっかけでした。
カジュアル面談のときにいいところだけじゃなくて、今のパイオニアの課題を包み隠さず伝えてくれて。
そこも好印象で、入社を決めました。先に伝えてくれていたので、入った後のギャップをまったく感じなかったのがとても良かった点ですね。
小林:
私も同じことを感じています。
パイオニアは製造メーカーとしてスタートした会社なので、よくあるITベンチャーらしいカルチャーはあまり根付いておらず、今まさにつくっているところだ、というお話をあらかじめ聞いていたので、ギャップはなかったですね。
カジュアル面談で、今後のパイオニアがハードとソフトの両方において、連携しながら高めていくんだという雰囲気を感じられたことは入社の決め手になりました。
ハードウェアに繋がるアプリ開発について
小林:
もともと廣瀬さんはハードウェアと連携するモバイルアプリの開発をやっていたと思うのですが、実際パイオニアに入社してみて仕事の仕方で異なる部分はありますか?
廣瀨:
いや、結構似ていますね。やっぱりハードはハードで、個別で動いていて、アプリはアプリで動いていて。完全に独立した部隊となっている、みたいな感じかな。
小林:
逆に私はハードが絡む開発って今回初めてなのですが、すごく違いを感じるかというと、想像よりはほとんど感じていなくて。単純にイン・アウトする先が一個増えたな、くらいの印象ですね。全体像として開発の仕方がすごく変化したかというと、今の段階ではそんなに感じていないというのが正直な感想ですね。
廣瀨:
そうですね。ハードと関わるからこその部分が何かといわれると、ハードウェアと同期するところだと感じています。サーバーとかだと同期ってあまりないじゃないですか。必要なときに取りに行って、必要なときにアプリから登録をして。
小林:
確かにバックエンド通信だと状態は持っているものではないですよね。その状態を監視したり、状態をリンクさせたりみたいなことはほぼないですね。
廣瀬:
そうですね!
小林:
改めて考えると、リアルタイムで状態を同期することはほとんど無いですね。チャットアプリとかで、チャットの部屋の会話を監視し続けるみたいなことはあるかもしれませんが、ずっと繋がり続けるみたいなパターンはないですね。
廣瀨:
「同期をどう取るかを考える」というのは、ハードウェア接続の独特な部分だと感じています。
同期している部分というのは画面にも、アプリの状態にも直結するので、ハードウェアとの状態管理をした上で、上に何か乗っかってくるイメージがありますね。
小林:
なるほど、勉強になります。
廣瀨:
あとは、ハードウェアの場合だといろいろな通信方法が取れるというのも面白いところかなと思っています。
例えばBluetoothもありますし、Wi-Fiもありますし、物理的に繋ぐ方法もありますよね。要件とか企画によると思いますが、その中でどれが一番良いかっていうのを考えるところも面白いところかなとは思っていますね。
小林:
確かにインターフェースの種類がたくさんあるなというのは、私も触り始めて結構びっくりしましたね。
廣瀨:
アプリで普通に作っているだけだったら、あまり触らなかったなという部分はある思います。
小林:
うん、確かにそうですね。
ハードと繋がる仕組みってこれから増えていくと個人的には思っています。例えばスマートウォッチもそうですし、ここ最近だとARとかVRが関わるデバイスも存在しています。拡張現実のようにデバイスを介して、現実とデジタルコンテンツを直接重ねてより便利になる世界など、ハードとしての感度がつくという意味でも良い経験じゃないかなって思いますね。
廣瀨:
うん、そうですね。
あと、ハードとソフトをどちらも作っている会社のメリットとして、何が必要かというのも考えなくてはいけないし。これがあったら便利だろうというものは自分で追加できます。ハードを作っている会社の場合はどういうものを送って、どういうものを返してくれるかを自分で決められるというのが、いいところだと思っています。
小林:
拡張性があるのは確かにいいですね。
廣瀨:
買ってきたものだと、そのハードウェアに搭載されている機能以外は基本的に使用できないので。ハードを自分で作るまではいかないにしろ、アプリ開発の観点から変えていけるというのは良い点かなと。
業務でこういったハードの特性を見てからの方が、「じゃあ、自分でRaspberry Piなどを使ってハードから設計をして作っていきます」となったときに、想像がしやすいかなと思いますね。
小林:
そうですね、確かに。
廣瀨:
普通にスマホアプリを作っているよりも、ハードの特性についての知見がついていくところが良いところだと思います。
小林:
確かに、これは自社でハードまで製造している会社でエンジニアとして働く魅力ですね。
実際、アプリも内製している会社ってそんなに多くないと思っていて。どちらかは外注しているケースが割と多いと思うので、ハードとソフト両方内製化できている環境で働けるのは珍しいことなのかなと思っています。
廣瀨:
基本的にどっちかしか分からないから、分からないところは頼みがちですよね。
小林:
そうですね。
廣瀨:
そこを内製化できるっていうのは、力があるということに加えて、ハードとソフト両面の技術的な資産が残るというのもありますね。
小林:
確かにそうですね。
廣瀨:
ただ、僕も入った未だからわかりますが、パイオニアがアプリを作っていますというイメージがなかったので。
小林:
同じく、私もなかったです。
廣瀨:
ハードもできるし、今はアプリにも力を入れていますよ!というこの立ち位置がもっとたくさんの人たちに伝わったらいいなと思っています。
最後に
CTC モバイル開発部では一緒に働く仲間を募集中です!
パイオニアの採用にご興味がある方は、以下のリンクよりご応募をお待ちしています!