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変革期の企業のなかでスキルアップ。世界に誇れる技術を広める

従来の「“モノ”を売る」ビジネスモデルに、ソフトウェアなどの“コト”を掛け合わせ、ソリューションサービス企業への変革を推進しているパイオニア
その中で社員は何を考え、どのように働いているのか、インタビューしてみました。

今回話を聞いたのは……

丸山 佳美
モビリティサービスカンパニー
PM&マーケティング統括部 マーケティング課
2022年9月入社

業務内容

──会社と事業に対する認知を高め、売上へ貢献するためのイベント運営

半年ほど前に中途入社しました。マーケティング課は4名のコンパクトなチームで、課長、コンテンツ担当、WEB担当、イベント担当に分業しています。私はイベント担当として、ウェビナー開催や展示会への出展を受け持っています。

取り扱うサービスは、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」や高度なルーティング技術で物流課題を解決する「Piomatix LBS API」など、SaaS型のサービスが中心です。

私はもともと『ものづくり』の源泉である技術者に対してすごく敬意を抱いていて、そんな方々が作った新しい製品やサービスについて“こんなにいいものがあるんですよ”と広めることが好きなんです。
 
取り扱うサービスごとにターゲット層も違いますし、プロダクトライフサイクル上のフェーズも違うので、目的を明確にしながら施策を打っていくことが大切になっていきます。BtoBマーケティングは売上と利益に直結しますし、活動結果が数字で見えるので改善の糸口を見つけやすいなと感じています。

例えば、マーケティング施策共通の指標は、リード獲得数、アポ獲得数、有効商談化数、受注件数です。またイベント施策では、リード獲得単価、有効商談単価を割り出します。その数字から、「この施策はこれくらいの効果があるな…」と予測しながら次の一手を考えていきます。うまくいかない場合は、どこに原因がありそうかを特定し、微調整しながら検証していきます。ここはチーム内で相談することも多く、難しさもありますが面白いなと感じています。また、イベントから商談化するまでにタイムラグがあるので、投資に対する効果が分かりにくいことも。そういう時は、思い切ってインサイドセールスや営業担当者に「どうだった?」と聞くことで、施策の反応を知る早道になることもありますね。

展示会の風景

入社の経緯

──技術力と社会貢献、変化への姿勢

前職も老舗の機械メーカーで、BtoBの企業に勤めていました。まだ「マーケティング」ということばが浸透していない時代からの業務で「ビジネス推進」と呼ばれていましたが、製品サービスと営業の間をつなぐパイプ役として、営業戦略の立案や製品サービスの改良など、売りやすくするための仕組みづくりをおこなっていましたね。社員が5000人規模の、グローバル展開もしている大きな会社で、成功体験が多くサービス自体も成熟期にあり、安定していました。

ただ、“モノ”と“コト”を掛け合わせたビジネスモデルにシフトする動きは、今の日本の製造業に共通した課題です。前社でもそれを推進する立場にあったのですが、よりスピード感をもって自分の専門性を高めていくにはどうしたらよいか模索していました。そんなときパイオニアがマーケティング職を募集しているのを発見し、学べるところが多そうだ、と思ったのをきっかけに入社しました。経営層や上司になる方からうかがえる“会社をどんどん変えていこう”という姿勢にすごく魅力を感じましたし、大きな転機の中で本気で変わろうとしている人たちと働けることは貴重だと思ったんです。みなさん協力的だけれど、仕事はプロフェッショナル。そのさじ加減の調整は、なかなか難しいと思いますが、他社では体験できない魅力だと感じています。
 
また、個人的にはパイオニアの技術力や尖ったものをつくり続けてきた歴史も好きで (笑)。今はモビリティー領域ですが、「2024年問題」や「交通事故削減」など社会問題の解決への一端を担っていることも、モチベーションになるなと感じました。ウェビナーでは、サービスに関するものだけでなく、お客様の興味関心がありそうなトレンド情報を発信しています。

入社して感じる、パイオニアの特徴

──“挑戦”や“変革”というカラー

スピード感を意識したシンプルな組織体制で、意思決定が早くなされる仕組みができていると感じました。チームは中途採用の方が多く、受け入れてもらえるかどうかといった懸念もありましたが、なんの心配もいらなかったです。新旧の派閥などはなく、それぞれ違う専門領域の観点から議論がなされていますし、役職問わずフラットに相談できる雰囲気があるのはありがたいです。“挑戦”や“変革”がパイオニアのカラーだと思うのですが、チームのメンバーと仕事をする中で、それを実現させたいという気持ちが随所に感じられますね。

「会社の財務状況はどうなのだろう」という思いや、「中に入ると旧態依然としている体制なのだろうか……」という不安も正直ありましたが、それも幸い問題なかったです。反対に、上場廃止という危機がなければ、会社が変化していくことに対する本気度や危機感はここまで培われなかったのではと思いますし、それがよい方向に働くと信じています。

ワークライフバランスに関しては、以前よりも圧倒的に残業が減りました。繁忙期はありますが、月に20時間以内で、家族からも「今、のんびりしてるね」と言われます(笑)。周りの人もメリハリのある働き方で、家族や趣味などプライベートも大切にしている人が多い印象です。今は在宅勤務を活用しながら、必要に応じて働き方を選べるようになっているのですが、適宜クイックに相談にのってもらえる環境です。

出社した日は、部門を越えて飲みにいったりしています

この仕事のやりがい

──変化の中で、大きく成長できる環境

「これから変わっていこう」と会社全体が動いている中で働けるこの環境は、私にとってすごく楽しいですしやりがいを感じます。会社をよくするためにとことん考えている人が多いというのは、とても魅力的です。また、外資系企業やITベンチャー企業出身者も多く、ここまでいろんな経験を積んだ方々がたくさんいることはなかなかないので、日本企業の中で専門性を高めたいと考えている人にはおすすめします。働き方への自由度が高いのもやりやすいですね。信頼していろんなことを任せてもらいながら、自分で考えて動くことが求められているので、日々刺激を受けています。場所を選ばず仕事ができるし、枠にとらわれずにのびのびと働けています。

どんな人が向いている?

・主体性がある人
・全体最適の視点を持っている人
 
挑戦することに重きを置いて、いろいろやらせてもらえる社風なので、そことマッチするかどうかで大きく変わると思います。新たな流れを今から作っていこうというところなので、そこに抵抗感のない人がよいのでは。また、仕事に対して受け身だときついかもしれません。マーケティングの仕事は、さまざまな部署と連携して成果を出していくことが求められます。自分の専門性を、事業成長のためにどう活かせるか。全体最適の視点を持ち、一緒に変化を楽しめるマインドをお持ちであればきっと大丈夫です!


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