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ベンチャーからパイオニアへ。米国大学卒エンジニアが見たAI開発現場

従来の“モノ”を売るビジネスモデルに、ソフトウェアなどの“コト”を掛け合わせ、ソリューション企業への変革を推進しているパイオニア
その中で社員は何を考え、どのように働いているのかインタビューしてみました。

今回話を聞いたのは……

Cross Technology Center AI技術部
S.Y
2023年4月入社

入社の経緯

──AIベンチャーから老舗メーカーに転職した理由

私は中国出身です。アメリカのカリフォルニア州にある大学へ進学し、電子工学について学びました。そこでAIのマシンラーニングと出合い、強い興味を抱くように。人間の持つ直感や思考回路を科学の目線で捉え、ロジカルに解析していく試みは、未来のためになるすばらしい学問だと思ったんです。そこからAIに関連する授業を受けるようになり、大学を卒業するときには“AIに関わる仕事がしたい”と考えていました。私がAIについて学んだのは、2014〜2015年くらいの頃。世界でも“AI時代の始まり”といわれたような黎明期だったので、日本に来て前職のAIベンチャー企業でキャリアを始められたのは、とても運がよかったですね。
 
日本に住むようになったきっかけは、夫が東京の大学の博士課程で学び始めたことでした。とはいえもともと私も日本の文化に憧れの念を抱いていて、独学で日本語の勉強をするなどしていたんです。きっかけはアニメやゲームですけどね。初めて観たのは『るろうに剣心』で、今でも大好きなんです!
 
最新のアニメやゲームのグッズが買える東京での生活が好きで、ぜひ日本の企業で働きたいと希望しました。パイオニアでは、AIを使った新たな機能の開発や問題解決に携わっています。

この仕事のやりがい

──課題にじっくりと向き合える開発現場

パイオニアを知ったのは、転職エージェントを通してでした。その後、すでにここで働いている中国籍の社員の話を聞く機会をいただいたのですが、会社がこれからAIを使ってどんなことをやりたいのかを知り、それに惹かれて。日本の老舗メーカーとして一つひとつのプロダクトに誇りを持ち、とって充実した高品質なものづくりができそうだなと転職を決意しました。カスタマーとのつながり方にも好感を抱きましたね。
 
この会社ではモビリティに関連した製品開発に関する深い知識と経験が得られますし、こちらからアイデアを投げかけることもできるので、働きがいがあります。“自分が役に立てている”という実感は、エンジニアにとってとても大事なことですから。プロダクトがリアルな形となってより多くの人に届けられることも、大きな魅力のひとつです。

働き方やチームの雰囲気

──グローバルな視点での高品質なものづくり

実は、“パイオニアは老舗企業なのでステレオタイプな日本人男性と働くことになるのかな……”と考えていたのですが、意外とそうでもなくて(笑)。歳が近くて楽しいチームメイトたちに恵まれ、入社後はよい意味で驚きました。みなさんフレンドリーで、困ったときには助けてくれる、協力的な人ばかりです。池袋のオフィスはとてもきれいでなので、ベンチャーの雰囲気にちょっと似ているかも。
 
今のチームには、日本人はもちろんさまざまな国籍の人がいるんです。中国人が3人に、バングラデシュ人が1人。今度入ってきた新入社員は、中東出身ですし。でも、みなさん日本語が完璧なんです! 私はまだ英語のほうが話しやすくて……。パイオニアではオンラインの学習プログラムへのフリーアクセスなど、サポート体制も整っているので、将来的にはぜひ日本語のスキルもアップさせたいですね。業務の進捗報告書を日本語で書けるようになることが、目下の目標です。

どんな人が向いている?

・ポジティブな人
・課題解決に向け集中して取り組める人
・技術的な問題について他者と議論するのが好きな人

どんな性格の人がよいかと考えると……私のような人、でしょうか(笑)。開発しようとしている目の前のプロダクトや技術に、こだわりを持って取り組めるとよいでしょうね。あとは、私がわりと内向的で受け身な性格なので、どんどん話しかけてくれる後輩が入ってきてくれたらうれしいです(笑)。それからぜひ、女性ももっと増えてほしい!
パイオニアではさまざまなバックグラウンドを持つ社員が、各々の強みを生かし、より良いサービスや製品を作るために日々頑張っています。
興味がある方はぜひお気軽にエントリーしてくださいね。

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