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ズバリ若手社員はこう見ている! パイオニアのエンジニア組織変革の今

パイオニア株式会社は現在、変革に向けて日々奮闘しています。
そのような状況下で、SaaS Technology Center(以下、STC) サービス開発部に所属する2021年に新卒入社したエンジニアと企画職から転身した若手
エンジニアの2名に、若手から見た今の開発組織今後目指すエンジニア像について語って頂きました。


柴尾:
今日は「ズバリ若手社員はこう見ている!パイオニアのエンジニア組織変革の今」というテーマで、2021年に新卒入社した山川さん、企画からエンジニアに転身した吉木さんの若いお二人に、もう中堅と言われるようになった私から色々とお話を聞かせていただきたいと思います。

早速ですが、簡単に自己紹介をお願いします。


SaaSテクノロジー統括G サービス開発部 開発2課 山川 (2021年 新卒)

山川:
大学では機械学習による推論・画像生成を用いた研究やエッジAIに関する
プロジェクトに参加していました。

パイオニアに決めた理由は、自分が今まで触れてきた領域に近い分野で仕事が出来るという点、自動車に関する製品を生産している会社で安全や安心と言った面でこれからも必要とされるものを作っている点に魅力を感じて入社しました。

就活を通して感じた社員の温かさや社員同士がフラットにコミュニケーションを取っているという会社の雰囲気に惹かれたのも大きいと思います。


SaaSテクノロジー統括G サービス開発部 開発2課 吉木 (2018年 新卒)

吉木:
2018年に新卒で入社しました。
配属先は企画部門で、先進安全運転支援を行うIntelligent Pilotを担当しました。

具体的には、地図データを活用した危険運転の判定や事故データを活用した危険地点に対する事前警告などの安全運転支援機能を担当し、精度向上のためのロジック改善やサービスの効果分析に必要なプログラムの作成などを行っていました。

入社以来、技術に近い業務を担当していたこともありますが、エンジニアとしてのキャリアや必要なスキルを身につけたいと考えていたので、思い切って希望を出し、2021年8月にSTC設立の際に技術側への転身をしました。


SaaSテクノロジー統括G サービス開発部 開発2課 柴尾 (モデレーター)

柴尾:
では、私も簡単に自己紹介をさせていただきます。

2008年に中途で入社しました。
パイオニア入社前はSEとして主にサーバアプリケーションの開発、パイオニア入社後はカーナビゲーションなどの組み込みやモバイルアプリケーションの開発などを行ってきました。
最近ではバックエンド開発も行い、組み込みからクラウドまで幅広く開発を経験しています。
また、開発をリードしていく立場になってきたので、スクラムマスターの
資格を取得しスクラムにも取り組んでいます。


実際に働いてみたパイオニアのイメージは?

柴尾:
山川さん、入社前と比べて、実際に働いてみてパイオニアのイメージは
変りましたか?

山川:
入社前は、ソフトウェアの開発だとカーナビやドラレコなどの組み込み系の仕事が多いのかなと思っていましたが、サービスのバックエンド・フロントエンド開発、モバイルアプリケーションの開発など、いろんな仕事に関わらせてもらって、端末開発だけではなくサービスを作る仕事も結構多いと感じました。

実際に働いてみて、「モノ(ハード)」だけを作っている会社ではなく、
モノとサービスを組み合わせた「モノ × コト」のサービス提供まで行っている会社だというイメージに変わりました。

柴尾:
以前は「モノ」が主力だったのですが、今は「モノ × コト」にシフトし始めていますので、この数年は特に開発内容も多岐にわたるようになってきていますね。

パイオニアは「モノ」から「モノ × コト」にシフトし始めている:柴尾

吉木:
私が入社した時は担当範囲が狭く、一部の機能を担当するといった事が多かったですが、現在はサービス全体で考えていく必要があるため多岐の開発に触れることが多くなっていますね。


中に入ってみた開発組織は?

柴尾:
吉木さん、これまで企画担当者として開発組織の外からエンジニアと
関わっていましたが、実際に開発組織の中に入り働いてみてどうですか?

吉木:
企画時代に詳細な設計資料や仕様書が多いなと感じており、自分が作成する立場となった場合は資料作成に膨大な時間を割くことになるのかなと考えていました。

STCの開発では、仕様書の自動生成を活用し、ソースコードの適切なコメントを重視する事で不要なドキュメントを削減、開発そのものにしっかり時間をかけられると感じています。

柴尾:
確かに以前はドキュメント作成に大きな時間を割いていましたね。

今は内製化やアジャイル開発のためのプロセスの見直しや、自動化などを
駆使して、可能な限り開発そのものに集中できるようにする取り組みを
行っているので、そのように感じられているのかもしれませんね。


将来はどのようなエンジニアに?

柴尾:
変革期であるパイオニアは、裁量含め色々とチャンレンジできる環境に
ありますが、今後どのようなエンジニアを目指していきたいですか?

山川:
目指しているという意味では、自分の周りにいる方々を勝手に目標にさせてもらっています 笑

数年後、エンジニアのスペシャリストを目指したい:山川

今は皆さんにコードレビューなどでたくさんの指摘を頂いているので、
吸収して次に生かしたいですね。
いずれは、自分もしっかりレビューが出来るような、スペシャリスト的なエンジニアになりたいと思っています。

社内の勉強会もオンライン講座(Udemy)もありますし、うまく活用していきたいです。

他にも、ソフトウェアアーキテクチャやAWSのスキル・知識を身につけて、検討段階から意見を出せるようになりたいと思っています。
スキルアップできる環境は整っていると感じているので、しっかり戦力に
なれるように勉強していきます。


吉木:
目指す方向性は、サーバサイドやAWSのようなクラウドのスキルを身につけて、サービスに必要なアーキテクチャの提案から作成まで出来るようになりたいと考えています。

サービスのアーキテクチャに関わる全てを出来るようになりたい:吉木

社内では巷を騒がせている?技術本の読書会も行っています。
読書会では様々なバックグラウンドを持ったエンジニアの方々が、
その経験を元に、本に書いてあることの重要性について議論・共有しているので本の内容以上に勉強になります。

そういった社内の仕組みと開発・運用といった実経験を通してスキルアップしていきたいと思います。


柴尾:
オンライン講座を受講できる仕組みが整えられたり、スキルを持ったエンジニアが社外から中途で入ってきてくれていることもあって、勉強会や読書会なども開かれるようになりましたね。

また、開発でも世の中のトレンドを取り込んだ開発が行われるようになっています。お二人のように若い時期を今のパイオニアの環境で過ごすことが
出来ている
ということが羨ましいかぎりです。

パイオニアはハードからクラウドまで全ての開発を行っているので、自ら手を挙げチャレンジすれば、どんなエンジニアにもなることが出来ます
それぞれの理想を追い求め続けていただいて、ぜひ将来のパイオニアを担うエンジニアになってください。

私もスクラムマスターとして、スクラムでの開発を通してパイオニアに
アジャイルなマインドを根付かせ育て、お二人が更に活躍できるように頑張っていきたいと思います。

左より:2018年新卒 吉木、2021年新卒 山川、モデレーター 柴尾


最後に

パイオニア株式会社では、変革に向けて一緒に働く仲間を募集中です!
老舗メーカーの変革に少しでも共感、チャレンジしてみたいと思われた方は、下記の採用ページをご覧ください。

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柴尾