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社内研修<ラウンドテーブル>に参加してみた!

パイオニアの社内研修の様子を、参加者レポートの形でご紹介します。
(本記事は人事橋本が担当しました)

ラウンドテーブルとは

皆さんは、「ラウンドテーブル」という言葉をご存知でしょうか?
一般的には、「1 人の発表者と数名の参加者がテーブルを囲み、発表者のテーマに即して自由に意見を交換する場」と定義されることが多いようです。 近頃は、組織の活性化につながるコミュニケーション手法のひとつとして、立場、役職、部署の異なる数名で円卓を囲み、上下関係や立場を気にせず自由に意見交換を行うミーティング(会議)としても活用されています。
 
当社では、他企業・他業種でビジネス経験とキャリアを積んだ社員がスピーカーとなり、挙手制でさまざまな部門・職種のメンバーが集い、少人数でフリーにディスカッションする“交流の場”としてラウンドテーブルが行われています。
 
主催の研修チームによると、スピーカーとなるメンバーの経験や価値観に触れることで、社内と社外の違いに気づき、変わろう!変えていこう!と思い立ち行動したり、新たに学ぶことを始めたり、外に目を向けることの大切さに気づいたり・・・、自身の視野を広げたり、一歩を踏み出すきっかけにしてほしいとの想いで企画したとのことでした。

ラウンドテーブル概要

今回参加したのは飯間さん(PwC、ローランドベルガー、マイクロソフトを経て、2020年にパイオニアにジョイン)のラウンドテーブルです。

具体的な流れとしては、参加者から事前に「発表者に聞きたいこと」や「ディスカッションしたいこと」を集め、発表者がそれに基づいた講話を展開し、後半はメンバー全員でディスカッションを行います。

今回は、飯間さんのマイクロソフト時代の経験を中心に、マイクロソフトの戦略転換から、企業カルチャー、マインドセットがどのように変わって、根付いていったのか、それをパイオニアに当てはめるとどうなるのか、という話がありました。

ディスカッション内容

一番盛り上がった話題は、「社内で"モノ×コト"への変革を進める際にどのような課題に直面するのか?それをどう突破していけるのか?」というテーマでした。昔から変わらないモノ売りの流れで、コトが入ってきても基準が昔のままのことが多いという課題感から、それを解決していくにはパイオニアのモノづくり“カルチャー”を変える必要がある、という議論に進んでいきました。

新たに「モノ×コト」づくりに必要なカルチャーを定義し、現場に浸透することで変革が起きていく、という仮定のもと、パイオニアに足りないのはバリュー(ミッションやビジョンを達成するための具体的な行動指針、行動基準)であるという飯間さんの発言がありました。

社長の矢原さんから、バリューの元となるキーワードである「自分ゴト」・「スピード」については社内に浸透しているものの、現場では具体的な行動に落とし込めていないことも多いことから、参加者の考える具体的な「自分ゴト」な行動に関して、それぞれの意見を交換しました。「自分の仕事に責任を持つこと、そのためには権限移譲する文化が必要」、「自責の考え方」、「担当領域外の仕事をするというのも自発的行動、ただプロフェッショナルに任せたほうがよい場合もある」など、さまざまな発言がありました。議論がヒートアップしたため、ファシリテーターからも発言が多くでました。(笑)

その場では結論が出なかったものの、私的にしっくりきたのは、“上司に判断を仰ぐ場合でも「私ならこうしたいのですが、どうお考えですか?」と相談し、上司はなるべく回答を保留せずに、その時に持ち合わせている限りの、またはその場で誰かに確認できる情報をもって、考え得る最善の助言をその場で行う”ことが、組織としてのスピード感につながる、というものでした。

その他、「スピードをあげるための具体的な手段は?」や「パイオニアの一番変わってほしい部分は?」など飯間さんへさまざまな質問が投げかけられ、それに対して考えていることを話してもらいました。

自身の学び

私自身、新卒からパイオニアに入社し、パイオニア一筋なので、社外を沢山経験してきた方に少人数で根掘り葉掘り聞きたいことを聞く、という新鮮な体験ができ、大変満足しました。他社を経験してきたからこそ話せる、そんな話を直接聞くことで、自身、自組織、そして会社の今の立ち位置や課題を再認識できる良い機会になりました。
 
ずっとパイオニアにいる社員にとっては社内の常識を見直すきっかけに、またキャリア採用で会社に入ったばかりの社員にとっては他部門とのコネクションづくりや会社に馴染むための取り組みとして、活用できるのではないかと思いました!

最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も、パイオニアのことを知ってもらうための情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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