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成長はあなた次第!~自律的成長を支援する人財育成~

パイオニアはモノづくりの強みを生かしたソリューションサービス企業へとシフトしていくため、2019年から事業のほかにも様々な変革を行っています。
 
私の所属する人事総務本部でも、人財マネジメントポリシー「安定/平等から、チャレンジ/競争へ」をかかげ、より“従業員と会社のエンゲージメントを重視し、自律的な成長を促す環境づくり”をしていくようまさに取組んでいるところです。
 
今回はそんなパイオニアの人財育成について触れてみたいと思います。

指名制教育、やめちゃいました!

人財マネジメントポリシーの変更に伴って、教育プログラムを随時改変しているのですが、その中でもいわゆる指名制での階層別研修や、上司推薦で受講するような研修を極力減らし、本人の意思で受けられる自主選択制の研修ラインナップを大幅拡充しているのが特徴です。
社内でおこなう「チャレンジ研修」、社外公開講座を受講する「どこでもチャレンジ研修」などが自主選択制に該当するのですが、チャレンジ研修は今期25講座、どこでもチャレンジ研修は300講座以上あるので、自身のスキルやキャリアニーズに合わせて選択受講することができます。若いうちからマネジメントの勉強をすることもできるし、ベテラン社員がロジカルシンキングを学び直すということも可能。研修自体も目的意識をもった社員が集まるので盛り上がります。

マインドチェンジへの機会創造

社員ひとりひとりの成長に向け、内省と”マインドチェンジ”するための機会を提供しているのもパイオニアの人財育成の特徴です。
 
たとえば、自分のキャリアを棚卸してステップアップに向けたマインドを作る「キャリアデザイン研修」、プレーヤーから管理職になるための登竜門「M4(※)能力開発プログラム」は管理職になるための意識醸成を支援します。そして、様々なバックグラウンドやカルチャーを持つキャリア採用人財と部門や職種の垣根を越えて交流するラウンドテーブルは、毎回「変革」をテーマにディスカッションを行います。あるときは「データを使えるビジネスパーソンに変革していこう」といった話であったり、またある時は新聞記者として世界の大変革をみてきた社員が「パイオニアの企業変革と個人の成長」について語ったりと、トピックスも面白く、受講キャンセル待ちが発生し毎回追加講座を実施しています。また、社長自らラウンドテーブルを実施することもあり、役員クラスからの学びの機会もあります。
 
※M4とは、当社一般職社員の最上位資格等級

CDO石戸とのラウンドテーブルのテーマは「日本の企業がどうデジタイゼーションしていくのか」
社員の質問に回答するCEO矢原

1on1やキャリアアセスメントで上司ともっと対話しよう!

沢山の教育プログラムをラインナップしたり、成長にむけたきっかけづくりをしていますが、自律的な成長には、会社や上司が社員のキャリア形成を支援できるような環境作りも重要です。
 
上司部下間での質の良いコミュニケーションと信頼関係の醸成を目的に、2021年5月から全社で「1on1」を導入しています。1on1の頻度は四半期に1回以上であれば柔軟に回数設定することができ、上司部下で相談しながら設定します。また、年に1回、「キャリアアセスメント」を実施し、上司とキャリアプランについてしっかりと話し合う機会も設けています。
 
私も部下が11人いるのですが、1on1スタイルは部下によって様々です。毎日30分実施希望の人もいれば、2週に1回1時間希望の人もいます。トークトピックスについても日々の業務進捗の確認・家族の話・仕事の悩み・雑談など様々ですが、日々コミュニケーションを重ねることでキャリアアセスメントをする際の解像度が上がったり、どんな仕事をアサインすると良いのかなどのヒントを得ることができるなと感じています。話せば話すほど部下を好きになるので私にとっては仕事のモチベーションにもなっています。

パイオニアにキャリア採用で入社した場合のオンボーディングはどうか?

ここまで全社的な人財育成の話となっていたので、パイオニアに入社した場合の受け入れ体制について心配になった方もいるかもしれません。
 
パイオニアではキャリア採用者のスタートダッシュをサポートするための研修(オンボーディングプログラム)を実施します。入社初日は人財育成担当によるPC設定や制度説明、入社手続き等など行い、各部門でもナビゲーター(教育担当)が支援します。また、会社理解を深めることやキャリア入社者同士のネットワーク形成を目的に、製造ライン見学なども実施しています。オンボーディングプログラムもその他の研修プログラム同様、随時アップデートしています。

茶目っ気たっぷりなオンボーディング担当がお待ちしています!!

以上、パイオニアの人財育成は、社員ひとりひとりが自律的に成長し活躍できるよう、①自主選択型のプログラムを多くラインアップし、②マインドチェンジへの機会をつくり、また③成長を上司や会社が支援する、そんなスタイルであることを理解してもらえると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
(この記事は、人財企画課大久保が担当しました)
 
パイオニアでは、一緒に働く仲間を募集しています!
少しでも共感、チャレンジしてみたいと思われた方は、下記採用ページをご覧ください。