【子育て社員の1日】AIエンジニア編
従来の「“モノ”を売る」ビジネスモデルに、ソフトウェアなどの“コト”を掛け合わせ、ソリューションサービス企業への変革を推進しているパイオニア。
そのような環境で、子育て中の社員はどんな働き方をしているのかをご紹介します。
今回はCross Technology Center AI(機械学習)エンジニアのOさんにお話を聞きました。
仕事内容、家族構成
設計開発部で、クラウドシステム開発PM/機械学習系モデル企画・開発をしています。
勤務形態としてはフルタイムの正社員になります。
子どもは二人。上が5歳、下が2歳。共に保育園に通っています。
1日のスケジュール
6:00
起床~家族の朝ごはんの準備
時間があればニュースやSNSを見て、仕事につかえるネタはないかを探します。
7:00
朝食、その後に子どもの保育園の準備をします。
洗濯物干し、食器洗い、ゴミのまとめなども並行して行います。
8:00
妻が忙しい日は子どもを保育園に送ります(基本は妻のタスク)。
9:00
就業開始(リモートワーク)
12:00
昼食。必要なら夕飯の材料を買い出し
18:00
仕事終了。ミールキット併用で夕食の準備
19:30
夕食、その後に子どもを風呂に入れる(風呂担当は交互)
20:30
子どもの歯磨き、絵本読み聞かせ、からの就寝
21:00
(風呂担当でなければ)入浴、からのストレッチ。
22:30
就寝
仕事と家庭の両立について
基本的に、両立しやすい環境です。
ただ、リモートワークでないと通勤時間が入ってくるため、もっとドタバタすると思います。
現在は月に1~2回の頻度で出社していますが、そのような日は家事が回らないので、妻に在宅で仕事してもらうなどの調整をしています。
通常業務においても、繁忙期以外はほぼ定時で上がれるので、子どもとの時間は確保しやすいです。
仕事と家庭を両立するコツ
まず、「30分以内で行えるタスクを優先的に消化する」ですね。
これは仕事でも家事でも同じなのですが、例えば、仕事でいうなら業務連絡のメッセージやチャットを書く、家事でいうなら食器洗いや洗濯機を回す、子どもの着替えなどがそれにあたります。
このような「やらないで放っておくほど、あとあと億劫になるタスク」は優先的に消化します。
後に回すと、タスク量が増えたり、他のタスクが入ったりするのでどんどん消化できなくなります。
こういったものを残しておくと、いざ時間(1~2時間程度)をかけて取り組まなければいけない仕事が来た時に定時内でさばくことができません。
次に、「完璧を求めず、作ってから修正する」
これは主に仕事ですが、100%のものを作っても、何やかやあって修正が入ります。
・80%までのものを100%にする
・関係者に見せたときの手戻り
経験上、これらの工数が一番厄介で時間を取ります。
なので、ミニマム・バイアブル・アウトプットを意識しながら、さっさと形をまとめて関係者に展開し、手戻りや修正の工数肥大化を抑えます。
最後に、「人ができる形に落として、仕事を依頼する」です。
これは、説明の工数を減らすためです。
中規模以上のプロジェクトをマネージしているとよくあるのですが、個々の思考パターンの違いから同じことを言っても100人いたら、100通りの受け取り方をします。
これを回避するために、”明文化・構造化・可視化”の三つを意識し、なるべくコミュニケーションコストを抑える形を意識しています。
職場PR
今までいくつかの職場を経験してきましたが、社員の雰囲気が格段に良いです。
また、無理して残業する雰囲気もなく、仕事の内容とチームの雰囲気にもよりますが、概ね余程の繁忙期でもない限りは前日にふらっと「明日休みます」と伝えても受け入れられる環境です。
ワークライフバランスがとりやすいように、FV(フレックスバケーション:年5日連続で有休を取得)が制度化されていて多くの社員が使っており、(上限はありますが)時間単位での有休や、業務中に中断連絡をすれば中抜けも可能で、自分と家庭の状況に合わせて上手く利用しています。
教育にも力を入れているので、社外セミナーに出るためにこれらの制度を活用するなど、家庭持ちでなくてもいろいろと融通が利きやすく、共働き家庭だと難しい、ワークライフバランスとリスキリングの両立もやりようで可能なのかなと思います。
育児をしている方だけでなく、自分も成長していきたい方などにはとてもありがたい環境ではないかと思います。