パイオニアの変革は? 現場に入り込むデータアナリストに聞いてみた!
現在、パイオニア株式会社は変革に向けて日々奮闘しています。
そのような状況下で、本日はSaaS Technology Center データインテリジェンス部に所属するメンバーが具体的にどのように現場で変化を感じているのか?について、対談形式でお話を伺いました!
森本:
今日は「パイオニアの変革は?現場に入り込むデータアナリストに聞いてみた!」というお題で、マッチョなデータアナリスト西見さんと中途で入社した私(森本)でお話したいと思います!よろしくお願いします。
(※西見さんはベンチプレス105kgあげるそうです)
早速ですが、簡単に自己紹介をお願いします。
西見:
2019年にデータエンジニア、AIエンジニアとしてパイオニアに新卒入社し、現在3年目です。
1年目はあらゆるプロダクトのデータを集約するデータ基盤の構築をしていました。
その後、パイオニアのデータソリューション事業を担うモビリティサービスカンパニー(以下、MSC)でデータ分析、ビジネスへのデータ活用を推進するために、データアナリストとしてのキャリアをスタートしました。
現在は、法人車両の運行管理を行う「Vehicle Assist」をはじめ、MSCが運営する様々な事業のデータに対し、KPI設計や可視化を担当しています!
森本:
ありがとうございます。新卒からパイオニアなんですね。
では、自分も簡単に自己紹介します。
2021年8月に中途採用でデータアナリストとして入社しました。
今は、NP事業本部(※新規サービスやプロダクトを推進する部門)に入り込み、データ取得の整理、log設計、KPI策定、ダッシュボード構築、組織作りなどデータ周り全般を担当しています。
パイオニアに入社するまでは、電子マネーのマーケター、終活サイトのWeb Director、フリマアプリのデータアナリストなどを経験してきました。
パイオニアの現場のリアルと変革は?
森本:
自己紹介も済んだので、“パイオニアの現場のリアルと変革”について、お話を聞かせて下さい。早速ですが、西見さんは日々色んな現場に入り込んで業務に取り組んでいますが、業務を通して変化を感じた点をお伺いしても良いですか?
西見:
まず変わったのは、他部署とのコミュニケーションのとり方です。
以前のパイオニアは、課やチーム内でのコミュニケーションはとれているものの、組織を超えたコミュニケーションとなると、上司やチームリーダーを介さなければ話が進みづらいという縦割りの組織構造になっていました。
そのため、意思決定に時間がかかったり、人を仲介することによって認識に齟齬が起きたりしていました。
ただ、最近では課題を抱えている組織や、その意思決定者と直接コミュニケーションをとることが意識されており、意思決定のスピードや確度があがることを体感しています 。
森本:
なるほど。
ちなみにデータアナリストの視点で変化したなと思うことはありますか?
西見:
データを見て意思決定を行う文化が根付きつつあることですね。
例えば、私が関わっている「Vehicle Assist」はサービスがローンチされて一定期間が経つのですが、少し前まではデータを見るという文化が正直弱かったときもありました。
ただ、ここ1年間ではマネジメントと現場の両方でダッシュボードの運用を始めています。データを用いた活動には試行錯誤しつつも、「データを見ることは当たり前」という文化が定着しつつあります。
森本:
西見さんが関わり出してから、色々な変化が起きているんですね。
西見:
森本さんのお話も聞いてみたいのですが、8月に入社されて4ヶ月経過し、率直に感じている事を教えてください。
森本:
そうですね、ポジティブな点と改善点に分けてお話します。
ポジティブな点は、本気で会社が変わろうとしているのを感じられる点ですね。過去の良き伝統と新しく取り入れるべき方法を取り入れ、パイオニア流にミックスしながら、進んでいる点に面白さを感じています。
一方、改善点は、もっともっとスピードを上げる必要があることだと思っています。今の世の中の動きは凄まじいので、時流に乗り遅れず、むしろ先駆けるくらいになりたいと思っています。
西見:
なるほど。感じた改善点に対して、どのように取り組んでいますか?
森本:
スピードをあげるためには、全員の目線が揃い、同じ目標に全員でダッシュすることが重要だと思っています。
まずは、関係する方々と1 on 1をお願いし、自分の存在を認知してもらう。そして、色々なお話を伺い、まず自分が価値を出せる所を探し、そこに入り込んでいく。そうすることで、少しずつ信頼を得ることを心掛けていました。
また、色々お話を重ねる中で、関係者の認識がズレている点なども少しずつ把握できるようになってきました。そのズレに気づいたら、すぐに関係者を集め、積極的に議論し認識を揃えていくようにしていますね。
なので、取り組みはシンプルかつ地道な方法です。(笑)
西見:
1 on 1をうまく活用しているのですね。めちゃくちゃ参考になります。
今後取り組んでいきたいことは?
森本:
今まで過去に取り組んできたお話をしてもらいましたが、今後、西見さんが取り組んでいきたいことを教えてください。
西見:
私が取り組みたいことは「データを見るのは当たり前の会社」を作ることです!
今はMSCを中心にビジネスへのデータ活用を推進しています。ただ、パイオニアの中にはもっと多くの事業があり、データを見る、活用するという観点で、まだまだ弱い部分があります。
MSCでの活動を通して「こうすればデータを活用する文化が浸透するんだ!」という成功体験を得ることができたので、その知見を横展開し、全社にデータを活用する文化を広げていきたいと思っています!
森本:
成功体験は会社にとって大きな財産になりますね。
是非広げていきましょう!
西見:
森本さんは、何か取り組みたいことはありますか?
森本:
そうですね。西見さんと想いは同じですね。
少し自分の考えを述べると、会社が変わろうとしつつも、会社の規模感と比べると、質 × 量ともにまだまだ変化が足りていないと感じています。
なので、もっと自分が会社に変化を与えていきたい思っています。
自分の意思を示して事業部・全社をもっとリードできるように存在感を出していきたいですね。
西見:
良い変化を巻き起こす存在になっていきたいですね!
データインテリジェンス部の良い所は?
森本:
ありがとうございます。
ここまで業務のお話を伺いましたが、最後に組織の魅力を教えてください。
ずばり、データインテリジェンス部の良い所は何ですか?
西見:
まず、全員がガンガンリードすることができる点です。まだスピード感に課題がありますが、メンバー全員が一人でも組織を引っ張っていけるくらいのパワーがあると思います。
それに加えて、全員がデータのスペシャリストで専門性も備えている点ですね。
エンジニアリングが得意なメンバー、ビジネスサイドで活躍してきたメンバーなど、それぞれ得意な領域もキャラクターも違いますが、お互いを補完しながら刺激し合える良い組織になっていると思います!
森本:
そうですね。
自分もしたいこと・変えたいと思うことを自ら積極的に動かしていけるのも魅力だと思っています。もちろん、行動に対する責任は伴いますが。(笑)
今日はお時間頂いてありがとうございました!
最後に
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森本