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パイオニアのクラウド組織ってどんな感じ? 老舗メーカーの ”モノ×コト” 実現を目指し、アーキテクチャ、カルチャーの変革を通してモダナイゼーションを推進する組織です。

はじめまして。パイオニア株式会社 SaaS Technology Center 技術戦略部/クラウド開発部で部長をしています、磯野と申します。

パイオニアが提供するB2B向けサービスのクラウド開発を行なっています。最近のカーナビやドライブレコーダーには通信機能が付いていて、クラウドとやり取りすることが当たり前の時代になってきています。

パイオニアがサービスカンパニーに変革するために重要な役割を担う、クラウド開発組織についてご紹介します。

何やってきた人?

社会に役立つ仕事がしたいと思い土木工学を専攻、新卒で地理情報システム(GIS)/測量を扱う会社へ就職。SEとして主に官公庁・自治体、公共交通機関向けのシステム開発に携わってきました。

当時はクラウドという概念はなく自前でサーバを抱えていて、設計・プログラミングだけでなくインフラ構築まで一通り経験できたことは良い経験でした。

2004年から約2年間は国の自律移動支援プロジェクトに参画させて頂き、IoT機器を使った各地での実証実験に運営から実験実施まで幅広く経験しました。

かなりハードな仕事でしたが、さまざまな企業から集まったメンバーとチームが一体となってプロジェクトに取り組む経験をできたことは私の宝物です。

IoT機器からサーバまで、開発・プロジェクトマネジメントの経験を一通り積んだ後、全体を俯瞰してシステム導入をマネジメントしたいとの思いから生命保険会社に飛び込み、IT戦略の業務に携わりました。

今までと異なる職種ということもあり四苦八苦しながら仕事をしていましたが、今となっては良い思い出です。

IT戦略の業務で開発部署と関わる中で改めて開発がしたいとの思いに至り、縁あって2018年4月にパイオニアにジョインしました。決め手はハードからサーバまで一気通貫で開発に携われるチャレンジングな環境があったことです。

パイオニアでは通信型ドライブレコーダーのソフト開発からキャリアをスタート、現在はクラウド開発に携わり、パイオニアの変革へ向けて日々活動しています。

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何をやっている人?

老舗メーカーの”モノ”から”モノ×コト”への変革実現へ向け、クラウド領域の改革に取り組んでいます。

具体的には

1. 内製化比率の向上・技術の手の内化
2. クラウド領域の技術標準、ガイドラインの策定
3. 開発環境含むクラウド領域のモダナイゼーションの推進
4. DevOps実現へ向けたSRE導入の推進

を推進しています。新しいことに取り組むためには、さまざまなバックグラウンドを持った人が必要なため、採用活動にも力を入れています。

クラウド組織ってどんな組織?

以下の4つのチームで構成されていますが、実際にはプロダクト軸でバーチャルにチームを編成して活動しています。そのため、組織間の壁はなく風通しの良い環境です。

● 開発標準・アーキテクチャを策定、推進するチーム
● 開発を行うエンジニアチーム
● 事業部との調整やプロジェクトをマネジメントするチーム
● 既存インフラ保守・運用、SRE導入を推進するチーム

現在、QAエンジニアを開発チームに加え、アジャイル開発体制強化の途上です。

メンバー構成比率はプロパーと中途入社が半々です。パイオニアの良いところのひとつとして、中途採用の方を受け入れる土壌があり、すぐに馴染めるところです。私も入社半年で何年もいたかのように馴染んでいたことを今でも覚えています。

今取り組んでいることって何?

SaaSテクノロジーセンターではLIFT&SHIFTを掲げていて、現在は技術力、組織力を持ち上げるLIFTに注力し、以下の取り組みをしています。

1.  システムのモダナイゼーション(アーキテクチャの見直し) 
 従来のシステムアーキテクチャのままでは事業側と連携してユーザの声を迅速にプロダクトに反映、柔軟にスケールアウトすることが難しく、マイクロサービス化などアーキテクチャの見直しを図っています。開発言語もRustを採用し新しい技術にも取り組んでいます。

2.  CI/CD、IaCの導入
 推進チームを立ち上げ、CI/CD、IaCの導入、テスト自動化に取り組んでいます。

3. プロセスの見直し
  "モノ"の開発では出荷前にゲートを設け、厳しい出荷判定を行いますが、"モノ×コト"の実現のためには、"コト"を考慮した新しいプロセスが必要です。現在、開発チームの中にQAエンジニアを入れ、チームで品質保証を行う新しいプロセスの構築、運用に品質部門と連携して取り組んでいます。

クラウド組織が目指す世界観って何?

"モノ×コト"が実現されると、お客様の声を迅速にプロダクトに反映しながらプロダクトを成長させ、お客様へ価値を提供し続ける必要があります。

目指している姿は、エンジニアドリブン組織です。プロダクトに対して当事者意識を持って接し、ビジネス、カスタマーサポートなどさまざまなステークホルダーと積極的にコミュニケーションを図ってワンチームで活動していくことが重要だと考えています。

noteをご覧いただいている皆さまに向けて

目指す世界観を実現するためには、まだまだ人が足りない状況です。新しいことに取り組みたい、裁量を持って開発をしたい方にはとてもやりがいのある環境です。興味がある方は是非ご応募ください。カジュアル面談も積極的に受付中です!

最後に

パイオニア株式会社では、変革に向けて一緒に働く仲間を募集中です! 老舗メーカーの変革に少しでも共感、チャレンジしてみたいと思われた方は、下記の採用ページをご覧ください。

採用情報はこちらをご覧ください