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若手で女性って、実際どう?エンジニアの働き方実録

従来の“モノ”を売るビジネスモデルに、ソフトウェアなどの“コト”を掛け合わせ、ソリューション企業への変革を推進しているパイオニア。
その中で新卒で入社したエンジニア社員は何を考え、どのように働いているのかインタビューしてみました。

技術開発本部 ソフト開発統括G 車載システム開発部 7課
嶋﨑絵里
2019年新卒入社

入社の経緯

──ものづくりを通し、誰かの役に立つために

大学では電気系の学部で回路などを中心に学び、学部卒で入社しました。音声ナビのための先行開発を経て、今はカーナビのAV機能関係のソフトウェア開発をおこなっています。プロジェクトがちょうど落ち着いたタイミングなので、近々また新たな製品を担当することに。次は生成AIのサービスを司る部分の開発に携わる予定です。

就職活動の軸としていたのは、“ものづくりを通して誰かの役に立ちたい”ということでした。父が車好きで幼い頃から身近な存在ではありましたが、カーエレクトロニクス業界以外にも建築系やベンチャーなど、さまざまな会社を見ていましたね。パイオニアに魅力を感じたのは、説明会に参加したときに人のよさを感じたから。福利厚生も充実しており、女性も活躍していると聞いて、その観点でも好印象を受けました。

実際に就職してみて、やはりすごく働きやすくて。納期のために忙しくなる時期はもちろんありますが、エンジニア職としてこの会社を選んで良かったと感じています。自分が作ったものが製品という形になって世の中に出ていくことは、やはり喜びを感じます。もともとプログラミングの深い知識はなかったけれど、指導を受けながら比較的自由にアイデア出しや挑戦をさせてもらえますし、最近では自分に任せてもらえる業務も増えてきました。部署によっては早くからプロジェクトリーダーを務めることなどもあるそうなので、いろんな知識を身につけながらエンジニアとしてキャリアアップしていきたいと考えています。

入社して感じる、パイオニアの特徴

──女性でも困ることのない、風通しのよさ

当初会社に対して抱いた、“人がよい”という印象は今でも変わらず、実際に働いてみると、それに加えて風通しのよさを強く感じます。判断に迷った時など、すぐに頼れる先輩もいますし、課長や部長にも、いろんなことを相談しやすいですね。やはり、女性社員の人数自体はエンジニア職だと特に少なく、私のチームにも女性はいないのですが、そんな環境でも周囲に対して話しづらいと感じたり、やりにくいと思ったりしたことは一度もないです。開発において男女の差は特にないので、業務のうえで困ることもなく。“周りは車が大好きな人ばかりで、雑談内容も車の話ばっかり……”みたいなこともないですよ(笑)。私自身も、免許は持っているけれどさほど運転はしませんし。

エンジニア職のほとんどは川越の工場勤務となるのですが、構内には体育館があって、休み時間にはバレーボールやバスケ、バドミントンなどでリフレッシュできるんです。ドラムをやっている同期の社員は、音楽室でドラムを叩いているとも聞きました。服装も、社会人としての節度を守れる範囲で自由なので、髪の色やネイル、ピアスなどにも制限がないところも特徴のひとつかもしれません。開発のメイン拠点が埼玉(川越)・東京と比較的近いエリアに集中しているというのも、私にとっては魅力的。また、業務や組織方針にもよりますが、テレワークと出社のバランスも取りやすいです。社員の働きやすさを、とてもよく考えてくれているなと思います。

入社して2〜3年目くらいまでは、女性社員の比率が少ないことを考慮して、同性のメンターがつく制度がありました。あえて普段あまり関わらない部門の人とペアになる仕組みで、私は品質管理系の部署の先輩に、月1回程度いろいろ相談できる機会を設けてもらっていました。制度が終了した今でも、その先輩とは仲良くさせてもらっています。業務内容や部署は違っても、結婚して子どもがいて……という女性社員は社内にいるので、その背中を見ながら自らのライフプランを立てていくことは無理なくできると感じています。

これからの展望

──自由なアイデアでゼネラリストへ

パイオニアのエンジニアはプロジェクトごとにチームを組み、数か月~数年くらいのスパンでそこに加わったり抜けたり……といった動き方をします。チーム編成のタイミングでは自分の希望を出すこともできますし、状況や適性を見ていくつか候補を示された中から興味のある分野を選択して決められていくことも。製品開発なら2〜3年、そうでなければ1年ずつくらいのスパンで、たまに兼任などもしながら変化していきます。私はそうした中で、幅広くいろんな知識を増やしていきたいなと考えているんです。業務に男女差はないと言いましたが、職場に女性が増えてくれたら雰囲気がもっと明るくなるかな、とは思います。もし女性の働きやすさや雰囲気を気にしている人がいれば、心配せずにパイオニアで働いてみてほしいですね。

どんな人が向いている?

・自分から積極的に働きかけられる人
・チャレンジすることに意欲のある人

パイオニアは会社のMVVの中で「Be a Pioneer」をバリューとして掲げており、“チャレンジする”というところに力を入れています。どんどん役に立つものをシェアしたり、意見を出し合ったりしていこうという雰囲気がある場所。そうしたところへ能動的に発信していける人が、マッチするのではないかなと思います。

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