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「業務のデータ、どう扱うのが良いの?」を学べるデータ講座を始めました (リアルな声編)

パイオニア公式noteをご覧の皆様、こんにちは。全社横断のデータ組織、データインテリジェンス部 グロースアナリティクスグループでマネージャーをしています、森本智視(もりもとともみ)です。

日々、データ分析やデータカルチャーの醸成、データ教育などに取り組んでいます。

前回は、人事と協力して作り上げた "データ × エクセル講座" の講座開発に関するnoteを公開しました。

今回は実際に、実際に講座に参加した3名にインタビューを実施し、参加者の "リアルな声" を皆様にお届けしたいと思います。

インタビュアー:森本(本note執筆者)
インタビュイー:佐藤、永田、井元


さまざまなバックグラウンドを持った方々が参加

森本:
今日は皆さんへのインタビューを通して "データ × エクセル講座" の感想や受講前後で変化したポイントなどを伺っていきたいと思います。

では、最初に簡単な自己紹介からお願いします。

永田:
はじめまして、永田です。
2001年の新卒入社で、現在は人事企画部人財企画課に所属し、キャリア採用を担当しています。

永田(人事企画部)

具体的な業務は、採用計画に基づいて選考を行ったり、日々エージェントの方々とコミュニケーションを取ったりしています。

佐藤:
人事企画部の人財企画課に所属している1991年入社の佐藤です。

佐藤(人事企画部)

主に人財開発に関する業務を行っています。わかりやすくいうと社員教育ですね。

井元:
2020年にキャリア入社した井元です。
私はモビリティコンシューマーカンパニー 事業マネジメントグループ 新規事業サポート室に所属しています。

井元(モビリティコンシューマーカンパニー 事業マネジメントグループ)

海外主導で進めている新規ビジネスの事業管理とビジネスサポートをしています。具体的には事業運営の整備、ビジネス取得に向けたパイプライン管理などのサポート、予算管理などを行っています。

参加理由は人それぞれ

森本:
皆さん自己紹介ありがとうございます!早速お話を伺っていきたいと思います。

皆データインテリジェンス部が主催する講座に参加していただきましたが、今回参加した背景や理由を教えてください。

永田:
大学3年生の就活の際に、いわゆるMOS的な資格を取得しました。その時はWordとExcelの機能を理解していたので、WordとExcelなら何でもできる!というぐらいの自負を持っていました。

ただ入社してから最初の配属先ではWordやExcelを利用する頻度が少なく、過去に習得したことを徐々に忘れていってしまいました

現在所属している人事企画部では、よりデータを活用して業務を進めていこうという流れになっていて、その必要性を再認識してきました。今までは集計や分析が難しい場合は得意な人にお願いしたりしていたのですが、「自分でもできるようになりたい!」と思いました。そんな時に見つけたのが、社内ポータルに掲載されていたこの講座でした

外部講座も受講できるのですが、半日〜1日がかりで拘束時間が長くなりがちです。講座に参加したくても業務調整が発生することがネックになっていたのですが、この講座は1〜2時間程度と時間が絞られていて参加しやすかったのも後押しになりました。

佐藤:
データインテリジェンス部の皆さんがこの講座を全社向けに取り組むという話を伺っており、自部門にとどまらず全社向けに取り組まれる点に共感し自分も受けてみようと思いました。

それ以外にも、データの取り扱いに関する自分の引き出しを増やしたいという想いも後押しになりましたね。

個人的には、業務でも利用しているエクセルで講座が実施されたことは有難かったですね。最近、自分のチームでもBIツールを活用し始めましたが、身近で馴染みのあるエクセルだったのは良かったです(笑)

井元:
日々の業務でエクセルを利用していますが、どうしても "力技" で乗り越えることが多くなってしまっていました。今の知識の中だけで解決してしまう感じですね。

ネットで検索すればやり方についてはヒットするものの、自分の業務にドンピシャなものは出てきません。

最近はChat GPTなどの生成AIに質問すると、うまく回答してくれるケースもありますが、この講座ではより正確かつ効率的にできる方法があるのではと感じ、ブレイクスルーする何かを得られるのではないか?と思い参加しました。

講座で "一体感" を感じることができた

森本:
皆さんいろいろな背景でご参加いただき、ありがとうございました。この講座は社内ポータルで告知を行い、参加を希望された方々には事前に課題を渡し、当日は課題の解説を行う形で進めました。

実際に講座を受けて感じたことや、もっとこうしてもらえると良かったなどの次に繋がるポイントなどあれば、教えてください。

井元:
事前課題の形式は良かった
です。
課題に時間をかけられるわけではないですが、前段階として課題に取り組むことで自分の得意・不得意を事前に整理できたことで講座に集中して取り組めました。

講座では、講師の方が説明しつつ、不明点をチャット(Teams)に投稿すると他の講座運営の方がすぐ返信してくれたり、時には他の参加者も返信してくれたり、ただ講座を受講しているというよりも、インタラクティブで実習的な雰囲気を感じられたのも良かったです。

Web講座ではありながらも、参加者同士でもチャットが盛り上がっており、一体感を感じられる良い仕組みだなと思いました。

永田:
そうですね!講師の方がリアクションやスタンプを求めたり、促したりしてくれることで、チャットしづらいと感じてしまう人でも気楽に参加できる仕組みが素敵だなと思いました。

リアクションを促す仕組みを入れたりしていました

強いていうなら、リアクションをもらうタイミングを各設問別に設けておけば、より一体感を感じられたのかもしれないと思いましたね。


受講後は新しいチャレンジにトライ!!

森本:
いろいろなコメントありがとうございます!前回のnoteでもお伝えしましたが、講師側も参加者側も "淡々と説明し、淡々と説明を聴く" というスタイルにするのではなく、可能な限り双方向の講座にし、一人一人が参加意識を高め能動的に取り組んでもらうことを狙っていたのですが、うまく伝わってよかったです!

ここまでは講座受講についてのお話を伺っていたのですが、講座受講前後で感じるご自身の変化について教えてください。

永田:
受講後は元々コピペして使い回していた資料などをバージョンアップさせています!例えば、業務で利用していたエクセルのフォーマットをイチから作り直したりもしています。

中には関数の構成が複雑なものもありますが、得意な人に質問して、1つずつ紐解いて理解した上で自分なりに組み換えていったりもしています

やはり使わないと忘れてしまうので、いろいろとチャレンジしていきたいですね。今回の受講を機に新しいことには積極的にトライしていきたいと思います!

佐藤:
講座の中で普段使っていない便利なデータの扱い方や関数があることに気づけたのが良かったです。今回の講座で教わったことを実践することで作業効率がメチャメチャ上がりましたよ!
 
簡素化・効率化できたことにちょっぴり喜びがあって自己満足度も高いですね。もっとやれることがあるなと感じた瞬間でもありました。

それ以外にも関数の構造や、"こういうデータはこう扱えば良い" という法則性も理解できるようになったので、新しい関数などでも大きく躓くことがなくなりましたね。

これまでは関数挿入のヒントを見つつ、なんとなくの理解で関数を使っていましたが、意味を理解してダイレクトに打ち込める関数が増えたのも嬉しいポイントです

井元:
私も佐藤さんに近いですね。受講前は複雑な関数の挙動を完璧に理解できていない場合もあったのですが、講座受講後は理解して自信を持って使えるようになりました。

他にも永田さんもお話されていた通り、使わないと忘れてしまうので、学んだことをどれだけ利用して身体に染み込ませていけるかが大切と思います。
"自分が成長している" と感じられる自己肯定感も大切だと思っています。

”自己成長”と”学び”を意識し続ける

森本:
皆さん、受講前後で変化を感じていただけているようで本当に良かったです。

この講座を通して、データスキルだけでなく、自身の成長をポジティブに感じ、さらに成長意欲を高められることに繋がったことは嬉しい限りです。

今のお話で ”自己成長” や ”学び” という単語がキーワードになると思ったのですが、今後、自己成長などで考えていることや取り組んでいることがあれば教えてください。

永田:
人事の中でも採用ダッシュボードを構築しようという動きが出ています。
ただ今はいろいろなツールを利用していることからデータも点在してしまっているので、情報の一元管理や可視化の一役を担いたいと思っています。

それ以外では、人事・総務の中でも個々人が持っているスキルをシェアする ”学びーいんぐ(まなびーいんぐ)” を実施しています。そこでRPA(Robotic Process Automation)について学んだり、BIツールの使い方を学んだりしています。

いろいろなスキルを持っている人から刺激を受けつつ、自分も周囲に影響を与えながら自己成長を続けていきたいと思います。

佐藤:
自分の強みにフォーカスして自己成長を進めていきたいですね。

DX(デジタルトランスフォーメーション)やICT分野などは、若い方の習熟スピードには到底かなわないのでそこは若者の力を借りるとして(笑)、これまでの実践経験や自分の強みを活かしつつアップスキルを意識したいと思っています。 

フットワーク軽くネットワーキングできる強みを活かして、社会人向けの社外講座を受講したり異業種交流したりしています。 仕事に直結する、しないに関わらず学びの引き出しを増やしていきたいです。 あ、もちろん社内の "どこでもチャレンジ研修"(※)も積極的に活用していきたいと思います(笑)

※パイオニアの "どこでもチャレンジ研修" とは
自身が受けたい・興味のある外部研修を自由に受けられるパイオニア独自の研修制度。ジャンルが豊富で講座数も数千にもおよび、自身のスキルアップに活用できます

井元:
データの利活用は「目的」ではなく、あくまで「手段」
だと思っています。

佐藤さんがお話されたチャレンジ研修でPythonの講座を受講して自分なり取り組んでみたり、世の中でトレンドになっている生成AIのスキルを身につけるためにプライベートでいろいろ利用してみたり、それ以外にも外部団体の講座を受講したりしています。

チャレンジ研修を積極的に利用したり、時には外に飛び出したり、自分が興味ある領域や分野を学んでセルフアップデートを継続したいと思います!

森本:
皆さんがさまざまな領域で新しいチャレンジや学びを追求されているお話が聴けて、とてもワクワクしました!
本日はお時間いただきありがとうございました!

参加者へのインタンビューを通して

参加者のアンケートではポジティブなコメントを多くもらい、かつ、参加者のインタビューを通して、講座の狙いであった "生産性向上や自身の成長にインパクトを与える" ことに繋げられたと確信できました。

今後も私たちデータインテリジェンス部は、全社レベルでインパクトを創出するために、データ活動を通してビジネス貢献と全社のデータスキル向上に貢献していきたいと思います。

本noteの執筆を担当してる森本はPittaでもカジュアル面談を受け付けておりますので、もしご興味ある方はぜひお気軽に申請していただければと思います!

もしご興味あれば、過去執筆したnoteもご覧ください。

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